以前、みんな大好きにちがいない『ネジザウルス』を作っているエンジニアって会社さんの、マルチワイヤーストリッパーっていう被覆剥きを買ったんです。
電線周囲の被覆を一握りで剥いてくれる工具なんですけども、これが!めちゃくちゃ!楽でして!
なんか電気的な加工をやる時に、必ず出てくるのが被覆を剥くことで、それまではハサミで微妙に力を入れて剥いて「あ、芯線ちょっと切っちゃった!」とかうなだれたり、「なかなか剥けない~」と眉をひそめたりしていたものが、これだと電線セットしてレバーを握ればしゃきんと剥ける。何度やっても同じ長さで綺麗に剥ける。
超素晴らしい!
この工具を買って以来、微妙に憂鬱だった「ケーブルの被覆剥き作業」が、めちゃくちゃ楽しい作業に化けました。
被覆を剥く瞬間が楽しすぎて、その後のつまらなさもなんとかしたくなった
でね、先日バイクをいじっていて電気の配線作業をしていた時に、ふと思っちゃったんですよ。「俺は残りの人生であと何回この安物電工ペンチでギボシをかしめては手が痛え手が痛えと嫌な気持ちになるんだろうか」と。少なく見積もっても、多分あと10回は残りの人生でギボシをかしめることがあると思うんですよね。めっちゃ使うもん、ギボシ。みんな使いますよね?ついつい100個入りギボシ端子セットを買ってわくわくしちゃうくらい使うはずですよ。
そんなわけで、残りの人生に数多あるであろう「ちょっと嫌な気持ちになる瞬間」を「めっちゃ楽しい時間」に変換できないものかと、こちらも専用工具を買ってみました。
これがもう、届いてみたら重量感からしてたまらない。見てくださいよこの圧着ダイス部分のごつさ。
間違えて指をかしめちゃったら骨まで砕けちゃうんじゃないかと思えるこの最強感。
なにがすごいって、この子、ギボシ端子の細いとこと太いとこをまとめて一発でかしめちゃうんです。
どうにもうずうずして止まらなかったので、備蓄してある電線を取り出してきて冒頭のワイヤーストリッパーで被覆を剥いてギボシ端子をはめてガシンとかしめてみました。
特に力も入れずに一発でこれ。すごい!素晴らしい!楽しい!
安物電工ペンチを力いっぱい握って、手が痛いと思いながら力いっぱい握って、それを細いとこと太いとこで二回ずつやってげんなりしていたのが嘘みたいに楽しい!
「顧客は穴を開けたいんであってドリルが欲しいわけではない」という有名な格言がありますけど、ドリルを買う理由付けに穴を開けたい性格な私としては、バイクの配線をちょっとやり直そうかなーとか、サーバにつないである外付けHDD RAIDケースの背面ファンを大型で静かなやつに無理矢理加工してつないでみようかなあとか、なにかギボシを使う理由はないかしらと、部屋の中をあちこち見て回る今日この頃です。
電気工事士の試験を受けるのに、ホーザンの一般的なワイヤーストリッパーを買いましたが、一発で剥ける方を買えば良かったかな。
同時に買った圧着工具は、バイクや自動車の細い線には対応していないので、紹介の圧着工具がすごく欲しいです。昔から持っている自動車用の圧着工具だとカシメ具合が分かりにくいのですよね。
電気工事士の試験って、確か標準的な工具があるんでしたよね。自分もそのうち取ろうと思っている資格なので興味深いです。
記事の圧着工具いいですよー。ラチェット式で握りきるまで開かない構造だから、カシメ完了をこっちで意識する必要がないです。
ぜひ電気工事士の資格を取ってください!宅内のコンセントやスイッチの交換も資格が有れば気兼ねなく行えます。
私はユーキャンの通信講座で取りましたが、実技の練習用配線などが役にたちました。練習用の電材のあまりは、物置の照明増設などに役にたっています。
ただ、実技試験ではコンセントへの電線ねじ止めとか有るので、ホーザンの試験対策用ストリッパーの方が電線を丸めるのに都合が良いです。
良い工具って使うだけで楽しいですよね。
もっと早く買っておけばよかったと、いつも思うのですが何かタイミングがないと買わないんですよねぇ。
最近では工具ではないですが「千吉 ラチェット式 剪定鋏 SGP-22R」ってのを購入しました。
今まで普通の剪定バサミで「うーん。おりゃー」って力入れて枝切りしていたのが嘘のように軽くスパッと切れます。もっと早く買っておけばよかった・・・。
そう、使うだけでも楽しいし、眺めるだけでも機能美とかスチールの質感とかにうっとりします(笑)
剪定ばさみにもラチェット式あるんですね!
型番で見てみたら確かによさそう。次必要になったらこれ買ってみます!
そうなんですよ。
ラチェット式剪定バサミは非常に強力で、2cmぐらいの枝ならすぱっと切れます。
(ラチェットなので、何回か握りますが握力はいりません)
すぱすぱ切れて楽しいので、必要ないところまで切ってしまうのが難点です。(^^;;)