出版物紹介のページを作っていて、懐かしく振り返る初めて本を出してからの19年間

 このサイトに移ってから、ずっと「やんなきゃなあ…」と思ったまま保留にしていたのが、出版物紹介のページ作りです。やはりなんといっても自分の場合は著作が名刺代わりなので、その情報をどこにも載せないままというのは非常にまずいと思うわけなのです。

 というわけでようやく重い腰をあげて出版物紹介のページを作りました。下記リンクの他は、フッターメニューやサイドバーのプロフール欄にリンクが置いてあります。

 振り返ってみれば、初めて著者として名前を連ねた本が出たのが2000年のこと。それからの19年間で、気がつけば色々出してきたもんだなあ…とあらためて。せっかくなので今後の展望含めて、いくつかピックアップしながら紹介させていただきます。

ぜひ読んでみて欲しい!

 このブログを楽しんでいただけている人に、ぜひ読んでみて欲しいと思うのがコミックエッセイ。中でも一推しが『人生って、大人になってからがやたら長い』です。

2013年10月10日発行

30歳って、すごく大人だと思ってた。でも、いざ自分がなってみたら、ぜんぜん子どもで驚いた!!

仕事、家族、etc...誰にも起こりがちな事柄を通して「大人ってじゃあなんだ?」とじったんばったんするコミックエッセイです。

 自分はなぜフリーランスになったのか。なぜその必要があったのか。そしてそれは正しかったのか。そんなことも軸にしながら、書籍紹介にあるような「大人なはずの年齢になった今も未だ子どもなままの自分」と向き合う内容になっています。
 自分の中では、これが今の自分の代表作というつもりでいます。

 ちなみにこれの前の代表作はこちらの本でした。

2009年04月10日発行

就職活動期からのドタバタ社会人生活を描いたマンガエッセイ。今で言うブラック企業ですごした3年間です。懐かしい!
2005年09月に幻冬舎から出した、同タイトル書籍の文庫版です。

 ブラック企業という言葉がまだなかった頃に書いた本です。ブラックという言葉が一般化された後に出してたらもっと売れてただろうなあ。
 プログラマ業界で意地になって仕事から逃げずに立ち向かってった結果、人ってこう壊れていくんだねーとなる姿が垣間見れます。今はもうこんな会社もだいぶ減ってると思いたいけど…どうなんでしょうね。

 ちなみにこの時の会社の社長、その後ハワイでホームレスになってまして、一度会いに行ってきたことがあります。その時の模様は、gihyo.jpの短期連載で書きました。

 なんかもうすべてが懐かしいのひと言です。

個人的に力を入れていきたいと思っているのが Kindle Direct Publishing

 本を書く仕事としては、ここ10年近く注力していた資格試験の本が落ち着いてくれたので、空いた稼働を使って今後はKindle Direct Publishingによる個人出版に力を入れて行きたいと思っています。

 その方針のもと、第一弾として出してみたのがこちらのバイク漫画。その昔、Clubmanというバイク雑誌で仕事をさせてもらっていた時に、Webサイトの方でしばらく連載していた漫画を加筆してまとめたものです。

2017年03月29日発行

通勤の足でしかバイクを使っていなかった半ペーパーライダーの著者が織りなす大型免許取得までの悪戦苦闘日記。
Clubman誌Webサイトで連載していた4コマ漫画が本になりました。

 大型バイクなんてとんでもない!って思ってたんですけど、ある日CB1300SFに惚れちゃったんですよねー。そこから免許取りに行って、ひーひー言いながら免許取って…というのがこの本。その後本誌の方では、しばらくCB1300SFを買った以降のバイクライフを書かせていただいてました。

 そして最後に、今年~来年いっぱいをかけて一気にラインナップが揃えられるよう頑張るぞと思っているのが、こちらの本。

2019年06月13日発行

すべての解説をイラストベースで行うキタミ式イラストIT塾シリーズ。その過去問解説版です。

平成28年度秋期試験の午前問題について、設問をひとつずつイラストベースで解説しています。

 資格試験本として技術評論社から刊行しているキタミ式のシリーズには、定期的に「問題演習部の解説も本文のノリで書かれたものを読みたい」という声をいただいています。本誌の方にはそういった内容を入れ込めるスペースがないので、独立した本としてまとめました。
 今後、29年版30年版31年版と、続々揃えていくつもり…でいます。多分。制作アシスタントさん探さないとだなあ。

 Kindle Unlimitedを利用している人であれば、すべて読み放題の範囲に含まれているので、たとえば過去問演習をしたい人が、試験勉強期間だけそのサービスに加入して、集中的に問題演習を行うのに役立てていただくとか、そういう状況が作れるといいなあなんて考えています。

 そういや今(7月16日まで)って、Kindle Unlimitedを3カ月99円で契約できるキャンペーンやってるみたいですね。この記事書いてて確認にいったらキャンペーンやってたから思わず入っちゃいました。

最近じんわりと嬉しく思うようになったことがあります

 しかしそれにしても19年か。

 昔の本を眺めていると、しみじみ色んなことが思い返されます。
 良かったことや残念なこと、嬉しかったこと悲しかったこと、そりゃー色々ありましたけど、さすがにこれだけの年数が過ぎてみると、ぜーんぶ懐かしい記憶の1ページでしかありません。

 時の経つのは早いなあ。

 そうした中、「あの頃読んでました!」と言ってもらえることが、最近はじんわり嬉しく思うようになりました。
 冒頭に載せたイラスト年表は僕視点での図になりますが、人によってはこれを見て「あ、これ読んでた!この時は会社でまだ自分もうんぬん…」「フリーになった最初にこれ読んだ!」「就職した頃にこれ読んだ!」と思い出して下さる方もいるんじゃないでしょうか。
 昔はそう言われると、なんだか自分の存在が過去のもの扱いされているような気がして、少しのさみしさを覚えるところもありました。

 でも、そんな風に誰かの記憶の1ページに自分の本や作品を住まわせてくれているって、すごくありがたいことですよね。最近、すごくそれを実感するようになったところが大きいのです。

 この先の10年も、そういう居場所を作り続けていけるよう、頑張っていきたいものです。

コメント

  1. シェンムーIIIを待つ者 より:

    きたみさんのことと著書は、
    新卒はツラいよ!で知りまして、それ以来ファンです。
    読んだ数ヶ月後には私もIT企業に入ってきたみさん程ではありませんが、
    地獄を経験しました。

    人生って、大人になってからがやたら長いも名著だと思います。
    きたみさんの絵柄と等身大の自分を描いているのがとても素晴らしいです。

    さすがに、きたみさんが経験していないことを描くことはできないでしょうから、
    他の著者のイラストをきたみさんが描いていれば、様々な著書が彩ると思います。
    きたみさんに依頼しないなんて節穴か、とすら思います。

    • きたみりゅうじ きたみりゅうじ より:

      それは褒めすぎ!って気がしますけど、ありがとうございます。嬉しいです(*´ω`*)