都内に出る用事があったので、最新知ったFUJIFILM Imaging PlazaにXF27mm F2.8という単焦点レンズを試しに行ってみました。なんとFUJIFILMさんって、当日返却なら無料でレンズを貸し出してくれるというのです。ゆっくり試して下さいねってことですよね、ありがたい。
ところが…。
都内の予定が夜だったので、それにあわせて出かけたところ、当日貸出の受付時間を過ぎてしまっていたらしく…。超涙目。
40を過ぎたおっさんが捨てられた子犬のような目になってしょんぼりしていたら、「あ、でもフロア内でよろしければ自由に試していただいて良いですよ」と助け船を出してもらえました。
十分です十分です是非お願いします。
X-T20と組み合わせた時のサイズ感は最高
そんなわけでコロンと出てきたのがこちらのレンズ。いわゆるパンケーキレンズと言われるもので、薄型軽量なつくりが特徴です。
さっそく持参したX-T20にはめてみる。小型のカメラに小型のレンズがすごくしっくりきます。
実際に購入して使うとしたらフィルターすら付けるつもりはないので、さらにコンパクトさが増すはず。
手に収まる感じはすっかりコンデジのサイズ感です。バイクで出かける時に、気軽に持ち出して撮影機会を増やしたいんですよね。これならその用途に十分応えてくれそうです。
本来はその用途としてPanasonic の LX100というコンデジを昔々に買ったのです。コンデジなのに物理ダイヤルが充実していて、カメラの勉強にはすごく良いものだと思っています。
ただ、実際にそれで持ち出して色々撮ってたんですけど、どうもボケ方が好きになれないんですよね。たとえばこちらが実際にLX100で撮った写真なんですけど、
こういうの2線ボケというんでしょうか、じわーっとボケていくのではなく、線が2重になってブレていくようにボケる感じがうるさく思えて仕方ありません。
そんな経緯もあってX-T20を買ったんですけど、そしたらそれはそれでレンズの出っ張りが邪魔で持ち運ぶ回数が露骨に減って…。その解決策を今回のレンズに求めたわけなのでした。
フロアの中であれこれ撮ってみる
これだけコンパクトだと画質もそれなりにダウンしちゃうのかなーとドキドキしながら、とりあえず目に付いたものをパチリ。
え、すごくいいじゃないですか。
あまり寄れないから、テーブルフォトには少し使いづらさを感じることもあるかもと聞いていたので、机の上に置かれたチラシをパチリ。
これだけ近づくことができたら、自分の用途には問題ない気がします。席に座りながらざるそばが撮れればいいんですようん。
楽しくなってきたので、どれぐらいの画角で景色が納められるのか、どんな感じのグラデーションでボケていくのか、どこまで細かく描写してくれるのか、目に付いたものをどんどんパチリパチリと撮りまくる。
パンケーキとはいえ、単焦点レンズってすごいなあ。十分ですよ、僕程度の撮り手&用途には十分です。
このサイズなら山に持ち出すのもバイクで持ち出すのもためらうことないですし、それで撮った写真は先のLX100よりも明らかに自分好みのものになりそうです。
ってわけで、帰宅後に即注文しちゃいました。
届くのが楽しみです。
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