ダイソーのペーパーカッターは、コンパクトな上に切れ味十分で重宝します

 蔵書を分解して電子書籍化するために、数年前にカール事務機のディスクカッターを購入しました。

 一度に40枚という切断能力を持ちながら、刃物が飛び出してないから子どものいる家庭に置いてても安全だし、棚と棚の間に差し込んでしまっておけるサイズ感も良し。そう思って購入して、実際重宝してるんですが、A3用紙を2分割することもできるサイズはさすがに「ちょっとパスポートの証明写真を切り出したい」とかいう用途にはそれでも随分でかいのです。
 でも、一度これで綺麗に直線切りできる(しかも下の台紙を気にしなくていい)安楽さを知ってしまうと、今さら定規とカッターと下に敷く段ボールを探す世界には戻りたくなくなるんですよね。

 とか思っていたら、ダイソーのカッター売り場で『ペーパーカッター』なる品を見つけました。前にネットで見かけて「いいなー」って思ったやつだ!

 A4用紙より小さいサイズで、切断能力もなんかしょぼそう。でもその分気楽に使えそうな雰囲気があります。お値段300円。ダイソーとしては超高級品の部類、多分ハズレではないと思う。

 多分Amazonで扱っているこちらの物と同じですかね。

 Amazon価格746円(2022/11/10時点)が税込330円だと考えると、ダイソー製品のお得さが際立ちます。

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使用方法と切れ味雑感

 使い方は単純で、まず刃物つまみのついているガイドを写真のように起こします。

 台座とガイドの間に紙を差し込む。ちなみに一度に切断できる目安は8枚までのようです。

 ガイドを元の通りに戻すことで紙を押さえまして……

 グレーのつまみを前後に移動させると、スパッと切断が完了します。

 切れ味は新品のカッターそのもの。すっぱり鋭利に切断できて気持ちいいです。替え刃は特にないみたいですけど、この値段だと切れ味が落ちたら丸ごと買い換えるということで良さそうですね。

切断の目安には各部の目盛りがありがたい

 単に「切断できますよ」で終わりではなく、ガイドや台座には目盛りが設けられています。

 台座に設けられた目盛りは切断基準線を起点としたもの。

 ガイドにふられた目盛りは、台座端の用紙当て部分を起点としています。

 あと台座の裏から下記のような定規が引き出せるようになっているんですけど、用紙当てとして使えるわけでもないし、長さを測るにも段差ができてるから正確な寸法はとれないだろうしと、これは使いどころが今ひとつわかりませんでした。

コンパクトなので、ちょっとしたものを切断したい時用に、引き出しの隅に入れておけるのが良いです

 自分がこのカッターを使いたいケースを考えると、証明写真の切り抜きとか、仕事場に貼る注意書きとか細々したものを綺麗に切りたい時。

 寸法を確認しながら直線切りできるので綺麗に仕上げられるし、何よりもコンパクトだから気楽に取り出して使えるのが良いです。

 もう少しお金を出してもいいなら、そこそこコンパクトだけどA4縦サイズの切断も可能で、引き出して使えるガイドもちゃんと用紙当てとして活用できそう&斜め切りも想定してそうな下記製品も良さそうです。

WORKLION ペーパーカッター: ペーパートリマー 軽量ミニ裁断機 A4 A5 対応 ペーパー 写真 クーポン ラベル カード裁断 定規をつける (ブラック)
WORKLION
【メーカより専門設計】: 手軽に使えるペーパーカッター、定規を使ってカッターで切る作業もペーパーカッターを使用すれば、誰でも簡単に裁断する事ができます。 紙最大12枚裁断でき、裁断のコツも簡単につかめる為、作業効率を向上を図る事ができます。チケット、チラシ、冊子、写真の作成等、対象物を直線に綺麗に裁断しできます。

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