MOTO GUZZI V7の2013~2015年モデルは、どうもレギュレーターに問題があるらしいので確認してみる

 昨年末にハンドルを交換して、その時配線処理のついでに「ちょっと調べることがある関係で」と電圧計を取り付けました。

 何を調べるのかというとレギュレーターの挙動。レギュレーターというのは、車両が発電した電力を適正な電圧の範囲に制御して、余剰分を熱として廃棄するパーツです。車両の発電電圧を制御するやつだと思えばいいでしょう。

 このレギュレーターが、どうもこちらの海外フォーラムの話題を見る限り、2013年~2015年のMOTO GUZZI V7ではいずれも発電電圧に問題があるというのです。

 うちにあるのは2013年式のMOTO GUZZI V7 STONE。思いっきり該当します。

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発電電圧をチェックしてみると、上も下も安定しない

 では、電圧計もついたことだし、実際の発電電圧をチェックしてみましょう。

 昨年冬にバッテリーが死んで、今は「とりあえずのつなぎ用」の超安物バッテリーが積んであります。キーONで電圧を見ると12.4V。

 エンジンをかけてみると、ポンと数字が15V台に跳ね上がりました。15.2V~15.3Vをふらふらとしています。

 アイドリングでこれは……高いよね。

 だいたいバイクに積んであるバッテリーの充電に適正な電圧は13.5V~15Vの間。これより低いとバッテリーが充電されませんし、これより高いとバッテリーの寿命を縮めると言われています。
 つまりこのアイドリング電圧、バッテリーには非常によろしくない。当然電装品にもこの電圧が流れ込んでるわけで、そっちの寿命にもよろしくなさそう。

 というか、このV7は初期の頃にアイドリングでいきなりエンジン回転が跳ね上がったり、ハンチングを起こして失火したりというのが頻出したんですけど、あのへんの「コンピュータにエラーは記録されてるけど原因は不明」だったものたちって、全部この異常な電圧が理由だったんじゃないの?

 この後走行中の電圧も試しに観察してみると、今度はちょいちょい12V台にまで落ちていました。特に右折待ちでウインカーをつけてブレーキ踏んで待っている間は、ヘッドライト+ウインカーランプ+ブレーキランプ分の消費が重なるせいか電圧の落ち込みが顕著になります。  
 右折待ちから発進する時に、かなりエンジンが温まった状態でもいきなり失火してエンジン止まっちゃうことがたまにあるんですけど、このへんが原因だったりするのかなあ。

 いずれにせよ、13.5Vを下回ってる時間が予想以上に多かったので、バッテリーにはあまり充電されてないみたいですねうちのバイク。上も下もバッテリーにやさしくないことこの上なし。

 前述のフォーラムで話題になっている通り、どうやら発電電圧には問題ありありのようです。

そもそものきっかけはリチウムイオンバッテリーを使おうと思ったこと

 そもそも、なんでこんなことが気になったのかというと、昨年冬のバッテリー交換時に、本当はリチウムイオンバッテリーを使ってみようと思ったからです。
 ただ、リチウムイオンバッテリーは充電時の電圧がシビアだと見たもので、ふと「V7ってそのへん問題なかったよな?」と気になったんですね。というのも、サブバイクとして所有しているKSR2で、以前「レギュレーターがポンコツだから、高電圧をぶちこまれたバッテリーがすぐにパンクする」という症状があって、レギュレーターの交換をした覚えがあるからです。

 まさか今ドキのバイクでそんなことないだろ……と思うものの、MOTO GUZZI V7は確かに今現在販売しているバイクではあるけど、その作りまでが今ドキかというと怪しいものがある。どっちかというと古い気がする。

 で、軽く調べてみたら上述のフォーラムにぶち当たったというわけです。

 対策はKSR2の時と同じくレギュレーターを「適正な電圧の範囲に制御してくれる」ものに交換すること。MOSFET式のものが良いようなので、よさげなものを入手して換えてやりたいと思いますということで次回に続く。

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  1. デコピン より:

    おはようございます。
    V7は発電量自体も少ないですよね。以前諸元表に記載があったのですが、国産400ccクラスの半分くらいの発電量しかありませんでした。
    グリップヒーターを付けているのですが、グリップヒーター使用中はUSBのアウトプットに電気が行っていないようです。お店からもグリップヒーター使うには高速で4500回転位廻していないとだめだよと言われました。V85TTは十分な発電量があるようです。

    • きたみりゅうじきたみりゅうじ より:

      発電量そこまで低いですか。グリップヒーターはうちのやつだと昔から問題なく使えてましたけども(~ヘ~)ウーン

      うちはこの後レギュレーターを交換してヘッドライトとテールライトのバルブをLEDに換えたら、新調したグリップヒーターを最高温度にしてスマホナビを給電稼働させていても目に見えて電圧が下がることはなくなりました~。

  2. @slave_2_u より:

    V7ではございませんがヤマハのネタで。
    以前XT250Xに乗っててレギュレーター(虎屋の羊羹みたいなやつ)が逝ったのですが、台湾ヤマハの125スクーターの純正品で同等品が出ていて半値くらいで買えました。
    当然セローやトリッカーにも使えるでしょうがあくまでも自己責任で。
    なお品番等は失念したのでご自分でお調べください。

    おまけ
    35年くらい前にスズキのGS250FWで深夜走行中レギュレータが逝って停止してえらい目にあったことがあります。

    • きたみりゅうじきたみりゅうじ より:

      国産バイクだと、機械自身の信用性+流用ネタがいろいろあって楽しいですよね~。

      • @slave_2_u より:

        ヤマハは一度作った部品はずーっと流用し使い倒しますので、私はXT250Xにポン付でリアをFZR250R系キャストホイールにしてました。(パンクは圧倒的にリアですから)
        本当はセロー225後期型のチューブレス用でリムが黒塗装のスポークホイールが欲しかったんですけど、ヤフオクでも高くて入手できませんでした。

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