千葉に引っ越してきてから、マテ貝採りをよくするようになりました。マテ貝っていうのはマイナーな貝なんですけど、アサリっぽい味をちょっと濃厚にしたような味と、みりん醤油つけてあぶると駄菓子屋で食う串焼きになりそうな見た目の、そんな貝です。
昔は木更津の方で採っていて、そこが禁漁になったので千葉ポートタワー前の浜に移動して食ってみたらなんか美味しくなくて、「どっか他にいい場所ないかなあ」と思っていたところ、意外と近所に採れる場所があることを地元の人から教えていただきました。
それで、ちょうど4月に大潮の良い日があったので、さっそく現地調査に行ってきたわけです。
レジャーとしても楽しいのがマテ貝採り
マテ貝採りというのは、普通の汐干狩とはちがってクマデは使いません。使うのはスコップと塩。
昔描いた4コマ漫画があるので転載すると、こんな感じで遊びます。
漫画の中の僕と同じく「嘘だぁ~(笑)」と疑ってしまう人向けにはこちらの証拠ビデオを。左手でスマホを持ちながら撮った映像なので、なんか手元がおぼつかなくなってるのはご容赦ください。
群れを探す労力もなく、コンスタントに採れる場所でした
マテ貝は基本的に群れているので、適当に掘っていって見つけたらその周りを重点的に攻めるって感じで採っていくんですが、ここはさくっと掘ったいっぱつ目から良い感じの穴があり、どこもかしこも「2~3箇所砂をさらってみればだいたいどっかにいる」という感じで非常に楽しめる場所でした。
採れるサイズもなかなかのもので、1時間ほどさくさく掘ればあっさりいい感じの量に。
うちはみんな「見た目がグロい」と言って敬遠するので、ほとんど自分しか食べないのです。なのでこれだけあればもう十分。
砂出しの必要もない貝なので、夜は外側をさささーっと洗ってパスタにからめてボンゴレの出来上がり。
残りは佃煮にして、朝ご飯でちまちまと食べ進めています。