ヤフオクに蔓延ってるらしい『マレーシア詐欺』を実体験してみた

 先日、ヤフーオークションにそこそこ金額の張るある品物を出品していたところ、こんな質問が届きました。

 まあ怪しさ満点なので相手にせずそのまま出品期間を終えたんですが、残念ながら買い手はつかず。『仕方ない再出品して買い手が現れるのをのんびり待つか……』と出品画面を開いた時に、ふとこの質問を思い出しました。

「100%怪しいのは間違いないとして、どうやって詐欺るんだろう?」

 念のため、質問欄に書き込まれたメールアドレスで検索をかけてみるも、はっきりとした詐欺情報には突き当たりません。詐欺るからには、「品物だけを取ってお金は払わない」結果に引っ張りこまなきゃいけないわけですが、当然こっちだってバカじゃないんだから、こんな怪しい人相手に入金も確認せず品物を送るわけがありません。

 じゃあどうやって品物を引っ張ろうとするんだろう?

 ちょっと面白そうだったので、フリーのメールアドレスを作って、件の怪しげなアドレスへ連絡を取ってみることにしました。

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怪しいメールを送ってみたら、怪しいメールがすぐ返ってきた!

 フリーメールを使って送った文面は次のようになります。

 でもこれね、書いてて思ったんですけどめっちゃ怪しいんですよね。だってこんなの、横からオークション眺めてた人が質問欄を見てどうなりと送ってこれちゃうじゃないですか。一応そう思って相手のIDを明記してはみたものの(質問を寄こしてきた人のIDは出品者しか知ることができない)、これが逆の立場なら送金するかというと、自分なら絶対しません。怪しすぎるもん。
 ましてやウン十万という金額で相手を疑わずに取引するか?ないない、100%ない。

 ところが先方からは即座に次のようなメールが返ってきました。

 ふむふむなるほど、めっちゃ乗り気ですね。疑いもしてない。へ~、マレーシアの人なんだ。これが真実ならアジアの朴訥な好青年が思い浮かぶところですが、そんなわけないですよね。なんだよこの「電信送金の支払いには、次の銀行情報が必要です」って。こんな支店番号すら記載しない情報で海外送金してこれるわけないやん。

 面白いのでテキトーな銀行情報と名前をでっちあげて様子見しようかと思ったんですけど、はたと立ち止まって、もう一回この情報をもとにグーグル検索で調べてみることにしました。

どうやらこれは『マレーシア詐欺』というらしい

 あらためて今度は「ヤフオク マレーシア」で検索してみたところ、次のサイトが出てきました。いかにも自分が今遭遇している件に酷似してそうです。

 ふむふむなるほど。

 上記のサイトによると、この後は「振り込んでもいないのに振り込んだよといって嘘の振込票を見せてくる」「荷物がマレーシアに入国したらそっちの口座に入金されるサービスなんだと言い張る」「それを信じて荷物を送ると悲しい結末が待っている」ということになるようです。

 用語がわかったので他にも検索して情報を拾ってみたら、どうやらこれの前には「ナイジェリア詐欺」というのが流行っていて、それが進化して今はこの「マレーシア詐欺」になっているようです。

 面白い。さっそく自分も架空の銀行情報と名前を使って検証に進んでみると……

 ……と思ったんですけど、なんか結果がわかったら急速にさめちゃったのでいいや。途中まで書いたメールを破棄して、この件は終わらせることにしました。

 みんなも詐欺には引っかからないように気をつけましょうね!

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  1. デコピン より:

    私は宅配便の不在者通知詐欺のCメールを受け取りました。
    佐川急便名で不在だったので、下記のアプリを登録して配達日をしてください、というものです。ヤマトとこうゆうサービスを行っているので、佐川も始めたのかと思い、アプリを入れてみたところ、セキュリティを外せとか怪しい案内が一杯でした。
    念のため、Cメールの電話番号でなく、佐川のお問い合わせに確認したところ、Cメールできた電話番号の該当者はいない、佐川ではそのようなサービスは行っていないと言われました。
    メールやラインで配達日の指定や変更が出来るのはヤマトだけです。気を付けましょう。

    • きたみりゅうじきたみりゅうじ より:

      そういうのとか、Amazonのプライム会員サービス期限更新が~とか、ヨドバシのパスワードがうんぬん~とか、凝った作りの怪しいメールも増えてますよね。

      手を変え品を変え、よく考えるよなーと感心します?

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