前回シャアザクのプラモを作ってみたことで唐突に火が付いたプラモ作り熱。
今の自分だったら、ずっと死蔵していたスコープドッグのプラモを、もうちょっといい案配に組み立てることができるかもしれない。
そう思うと止まらなくなりました。
スコープドッグは昔から好きなんですよ。ボトムズというアニメ自体は観たこと一度もないんですけど、なんというかこう、戦車とかのミリタリー系に通ずる鈍くさい感じのメカメカしさが、ずーっと昔からドストライクすぎて大好きなのです。
キリコさんを塗ってみよう
このプラモをそれなりに完成させようと思ったら、やっぱり避けられないのは搭乗員のキリコさんをちゃんと着色することです。カパッとハッチを開けた時に、そこがちゃんと塗られてるかどうかは、やはり大きく完成度に響きます。
というわけで、大人さんはやっぱり財力を使ってとっとと必要な塗料とか筆とかもろもろを買い揃えてくるわけですよ。
塗料は一瓶百いくら円だし、あとの筆とかは全部100均製。大人の財力をもってすればまったく障壁にはなりません。小学生時代の俺とは違うのです。
じゃあペタペタ塗りましょうかね。ペタペタ~ペタペタ~。
かっこいい大人さんならエアブラシとかでかっこよく塗ったりするんだろうなーとか思いつつ、ここは昔の小学生時代と同じく筆でペタペタ塗っていく私なのです。
できたー。
基本的にはこのプラモも「組み立てるだけでほぼ色分けされてます」って状態なんですけど、それだと足りていないところが細々あるので、パッケージ絵と見比べながら車輪とかピックなんかの細かいところも塗ってやります。
一気に進めてるみたいに書いてますけど、実際は1日1パーツくらいの感じで、のんびり塗ってのんびり乾かして次に進む……みたいに合間合間の暇つぶし的に進めてました。
継ぎ目もできるだけ消していこう
さて、なんといっても綺麗に仕上げたいあまりに死蔵させていたプラモなので、そこそこめんどくさくない(難しくない)範囲までなら丁寧に仕上げてやりたいところであります。
そんなわけで、パーツの継ぎ目もできる限り消しておきたいかなと。
パーツの接合面には接着剤を少しはみ出すように塗布して、それが乾いたら400~600番の紙やすりでごしごし、続けて1000番の紙やすりで仕上げにごしごしして継ぎ目を消します。その後でツヤ消しスプレーをぷしゅーっと。
元々雑な作業で途中まで組み上げていたので、その雑な作業痕を消すのに余計な時間を取られつつ、ちょっとずつちょっとずつ進めます。
ボトムズのスコープドッグというと、レッドショルダーが印象的なわけですが(意味は知らない。グリーンベレーみたいな感じ?)、それも目立つ継ぎ目があって酷いもんですよ。
ここはアイコン的な意味合いのところなので、雑になっていると目立ちます。なのでしっかりやすりがけして……
あずき色で全体を塗り直してやって……
綺麗になったー。
手足がついたとこでもう嬉しくて仕方ない
そんな感じでちまちま作り上げていって数日、ようやく手足がつきました。
ここからまだ装備品作りが待ってるんですけども、既に出来映えに超満足してたりして。ほんの数日前には素組みしか考えられなかった身としては格段の進歩ですよ。すげえよかわいいよスコープドッグさん。
カパッとバイザーをあげればキリコさんがチラリと。
いやーいいなあ。いい出来だなあ。
で、あちらこちらに消しきれなかった継ぎ目やアラが残っているので、それを誤魔化すのも兼ねて今回は汚し加工もしてやろうかなと、こんなものも買ってみたりして。
我ながらどこまでやるつもりなんだろうとちょっと笑えてきちゃうんですが、せっかくの機会だし、こういう技術がまた何かの役に立つこともあるかもなので、存分に楽しんでみたいと思います。
レッドショルダー
いいですねー
右肩が正解ですが、左肩もアニメの中に話あるんですよ。確か。笑
Twitterでコメントいただいたんですが、なんか自分で塗ったキャラがいるっぽいですね(笑) > 左肩