フリーランスになってから、なんやかんやともうすぐ20年。その間、定期的に見る夢があります。
それは、仕事がなくなる夢。
ある日いきなり仕事がすっからかんになって、
預金も底をつきかけて、
どうしようどうしようと再就職を試みる夢。
だいたいサラリーマンになんとか戻って、そっちで苦労しつつもなんとかやっていくような夢だったと思うんですけど、「もう無理がきかなくなってきたなあ」と実感するようになった45歳あたりから少し内容が変わってきました。
サラリーマンに戻るところまでは同じ。ただ、求人に応募して入社するんじゃなくて、知り合いのツテを頼って会社に潜り込む感じ。そんでもって、フリーランス生活に慣れたあまりに「サボりまくって仕事しなくても毎月給料入るなんてすげー!」と無駄な感動を覚えてしまってまったく働かないもんだから、すべての知り合いにあきれられてしまって最終的に会社を追い出されて、「ああ、俺はもうサラリーマンはできない気質になってしまったんだなあ」と嘆息する夢になっちゃった。
これでもたいがい「おいおい」状態だったんですけど、先日見た夢は、さらに内容がアップデートされていました。
今年で僕、50歳になるんですよね。
でね、夢の中でいつものごとく仕事がなくなってて、預金も底をつきかけていてタイムリミットが迫ってて、じゃあとりあえず就職しようと考える……まではいつもと同じ。ところが今回は、求人を漁っても年齢ではねられる。知り合いを頼っても、みんながみんな「50歳じゃね」って言うんです。そもそもみんな「俺ももうすぐ定年だから」っていって、責任取れないからねって話も聞いてくれない。
え、やばいやばいと焦るんだけど、焦ったところで職はない。そしてオチもない。
ひたすら焦って汗をかいてぶるぶる震えて「わあああ」ってなって目覚めておしまい。
すんごい怖かった。
め……っちゃくちゃに怖かった。
おかげで「社会に見捨てられないようにちゃんと仕事をしなくては」と働き者モードに入れたのは良かったんですけど、いちいち毎回心臓に悪いので、もう少し僕の脳みその想像力には手加減を覚えてもらいたいものです。
70歳までのシニアを雇用するのは会社にとっても有益なので、あえてシニアを募集している会社って結構ありますよ。ですので、職を選ばなければ、あと20年は心配しなくて大丈夫です。
でも、20年後には80歳まで働きましょうという風潮になっているかもしれないですね。
自分1人だと、ないならないなりに暮らすので問題ないんですけど、家族がいるとどうしても気を張る部分が残っちゃって(^-^;
80歳まで働く…だけの元気があるといいなあ。
リアルすぎる夢ですねぇ。
50歳でも即戦力期待できるなら滑り込めるところありますよ。笑
即戦力には…もうならない気が(^-^;
そもそも勤労意欲に欠ける人材だし(笑)