仕事場に設置した電気窯の初火入れ

 電動ロクロ同様に昨年購入した電気窯。設置だけは済ませたものの、火を入れないままあっという間に年を越してしまい、今もって使ったことがありません。
 これはよろしくない。せっかく自由に使えるよう設置したんだから、もっと気楽に使って経験値をためなければ…ということで、もう四の五の考えるのをやめて焼ける物はどんどん焼いてみることにしました。

 テストピースには3月に作った器が使えます。作りはしたけどいまいちなので、もうちょっと作り貯めてからと思ってましたが、そんなこと言ってるから火を入れられずにここまで来ちゃってるんですものね。いいや焼いちゃえ。

 乾燥棚にずっと置いていたので、乾燥状態はすべて十分のはずです。

 窯に詰めてみるとこんな感じに。

 素焼きは器を重ねられるからこれだけ入りましたけど、本焼きはそういうわけにいきません。作り貯めも何も、この数がそもそも限界だったか…。

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消火器を片手にドキドキしながらスイッチオン

 万が一の火災が怖いので、このために買ってきた消火器を手にしやすい場所に置いて、電気窯を素焼き用プログラムでスタートさせました。だいたい8時間40分ほどで700℃まで昇温する内容のようです。

 火入れをして約2時間、炉内の温度が200℃を超えたあたりで湿気抜き用穴に栓をして、さらに待つことプラス7時間弱。中古で買ってきた品で、しかも初使用なので、定期的に様子を見に行っては炉内の温度上昇を確認します。
 その結果は、だいたい説明書記載の仕様と同じ昇温速度。特に問題はなさそうです。良かった良かった。

 700℃に到達してねらしが終わったら素焼き完了で、窯は内部熱線への通電を止めて内部ファンによる自然冷却モードに移ります。ただ、この状態だとまだ危なくて蓋は開けられません。常温になるまで待たなきゃいけない。

 仕方ないのでこの日は十分に炉内の温度が下がるところまでを確認して、蓋を開けるのは翌日に持ち越しました。

素焼きの出来映えやいかに

 翌日の朝、ドキドキしながら蓋を開けてみると…

 おお、ひとつも割れてない。一晩経っているのに、さわるとまだほんのり温かいんですよ。できたてーって感じに少しニヤけたりして。

 ひとつひとつ取り出しながら器を観察すると、やっぱり削りで形を無理矢理整えたものは焼きの工程で歪みが出てしまっている様子。一発で形を作って、全体を均等に削って厚みを調整したものは歪みが出ていません。

 さて、そうするとこの次は本焼きです。
 釉薬は3種類買ってきてあるので、それぞれどんな色合いが出るのか試すのが3種類。あと重ね掛けした時の様子と垂れ具合を見る用に、垂れても大丈夫な器の内側を使って数パターン試してみたいと思います。

 ブレーカーが落ちるようなこともなかったし、時間はかかるけど手間はかからないというのがよくわかりました。これからはもっと気楽に窯を使っていきたいものです。

電気窯 Petit<プティ> DUA-01 B07-1006
Petit
外形寸法:幅475×奥行540×高さ495mm (上扉を開けたとき、高さ870mm) 炉内寸法:径240×高さ200mm

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