前回涙目になりながらもなんとかドリンクホルダーを取り外すところまでいけたので、今度はQi充電台の再接着へと作業は進むわけです。
ここまでの作業で「どうやったら外れるんだこれ?」と何度も壁にぶつかりまくっているので、すでに作業時間は2時間を大きく超えています。正直何度「このまま茂原の整備工場まで走って行っちゃったら駄目かな?」と諦めそうになったことか。
しかし!なんとかそこを乗り越えたんだから!あそこでは期待できないレベルにしっかり綺麗に取り付けて最後は笑いたい!がんばるぞ!
2種類の両面テープを織り交ぜることで、接着面積を確保しながらQi充電台を貼り直すのです
Qi充電台は、前回取り外したドリンクホルダ-の上部枠(以降ホルダー枠)に貼り付けるわけですが、次の構造になっていて、実のところQi充電台パーツとの接着面積がぜんぜん取れていません。
そこで、Qi充電台パーツについては、その裏側にある「位置もなんも合っていない余分な突起」をラジオペンチで引きちぎって平らにしてしまいます。
ホルダー枠の方は、格子状に肉抜きされた部分をそこそこ粘着力のある両面テープで埋めてしまい、平らな接触面を作ってQi充電台にがっつり面で貼り付くようにする。
その用途には、毎回愛用しているニトムズのはがせる両面テープを用います。
ただそれだけだと、暑い車内では経年劣化が速くて、年単位で見た場合に剥がれやすくなる日が来てしまうかもしれません。
というわけで、ホルダー枠とQi充電台パーツの確実に接触するフチ部分にはこちらの超強力両面テープを配備してやる。
暑くても粘着力を維持してくれる部分と、面で接触して粘着力を発揮してくれる部分が混在できているので、多分これならガッツリくっついて剥がれまいて……。
結果、どこを押し込んでも、わずかなガタつきすら生じなくなりました。完全に一体化してる。これならまったく不満はありません。
整備工場にやり直しを求めることなく、自分で頑張ってみて良かったと、やっと思えた瞬間です。
取り付けは逆の手順……だけど、これもなかなか難しい
ではガッツリくっつけ終わったホルダー枠と、ドリンクホルダ-を組み付けて色々元に戻してあげましょう。なあに、戻すのは逆回しで組み付けていくだけだし、外す時とちがって構造も見えているわけだから簡単簡単……とはいかないんですよね。
ドリンクホルダ-まわりの組み付けがほんと知恵の輪で。
ドリンクホルダ-を戻して。その上に枠を乗せようとするも入らない。斜めに入れるんだろうなと試してみると、Qi充電台がぶつかってしまって、そのパーツの厚み分、取り外し時よりも余裕がありません。おいおい。
といって諦めるわけにもいかないので、斜めに突っ込みつつサイド奥側の爪をはめられるようにしつつ奥側の爪もはめて……としていくことでなんとか入っていかないかどうにかこう……見えない箇所の爪なんか知るか!!強く押し込んだら今にも折れそうな感触が伝わってくるから怖いんだよ!!(涙目)
また半泣きになりながら汗をかきまくりで、でもなんとか組み付けることができました。もうこのへん二度といじりたくない。
ドリンクホルダ-さえ片づいてしまえば、あとは本当に逆回しで組み付けていくだけなので難しい箇所はありません。さくさくパチパチと組み付けて、ようやくできあがりました。
とりあえず内装パネルのどこにも傷つけることなく作業完了したし、パーツはしっかりくっついてびくともしないし、斜めに傾いたりもしてない。
やったぜ、超満足だ!!!!……とはいかないんですよね。
ここまでは、整備工場にお願いしたことで本来やって欲しかったレベルへの復旧作業。ここからは、綺麗に仕上げるための工夫フェーズへと移行します。
会社でも依頼した報告書が、誤字脱字、図が枠に収まっていないのを見ると、こいつに頼んだ自分がバカだったと思う時が有ります。なので、自分で行う作業が増えて自分の首を閉めちゃうのですが・・・。
雑な人はほんと雑だったりしますもんね(^-^;