一週間ほどBlenderを楽しんだ後、先週頭から確定申告作業に取りかかっています。
それがですね、「さあやるか」とクラウドの確定申告サービスを立ち上げてみたらまあびっくり。仕訳帳に一件もレコードがありません。いや、正確にいうと、一件だけしかレコードがありません。2020年度から引き継いだ開始仕訳データがちょんとあるだけ。2021年の実データは一件も入ってない。
まさか去年の俺、なーんにも手つかずのまま放置してたの???
しかも領収書類を月ごとにまとめて入れてあるはずのA4封筒をひっぱりだしてみたら妙に軽い。中を見たらレシートが2~3枚入っているだけ。まさかこれだけしか買い物してないなんてことはありません。
じゃあ俺はいったいレシート類をどこにやったの???
昨年の俺、ちょっと出てきて手伝えよあまりにもこれはひどいよ!!!!
そんなわけで、過去最低レベルにひどい有様だった帳簿関係書類を、一週間かけてようやく終わりが見えるとこまで持ってきました。しんどかった。
今年は無事に終わったらそこからすぐ2022年度の帳簿入力を開始して、次こそはこんな風に苦労することがないよう、キビキビ生きる人でありたいと心から願います。
毎年思ってる気がしなくもないです。
それにしてもマネーフォワードさまさまでした
自分は、確定申告用のクラウド会計ソフトとして『マネーフォワードクラウド確定申告』を利用しています。
いくつかあるサービスの中で、なぜこれを選んだかというのは、以前検討した時に記事としてまとめたんですけども……
これで2019年、2020年、2021年と3期分の帳簿をつけてきたわけですが、「これを選んで良かったなー」としみじみ思ってます。非常に使いやすい。
やっぱり振替伝票が入力の選択肢として前に出てきてくれているのは、どんな様式の出費にも対応できて便利なんですよね。補助元帳を使えば「特定の取引先との入出金」とか「(Amazonギフトカードみたいな)特定の貯蔵品を使う入出金」も、その用途に絞り込んだ画面にしてサクサク入力ができちゃう。
それらの絞り込みと、用意されたレポート機能を使えば、まあ大抵の項目は「数字のつじつまがあわない箇所出てないかな?」と逐次確認するのも容易です。
あと、レコードごとにタグ付けしておくこともできるので、僕はこれを使って取引先ごとにタグ付けしておくようにしています。おかげで、確定申告時の「所得の内訳書」に書く数字も計算の手間がなくなりました。取引先ごとの源泉徴収税額とか一発で出せちゃう。
そういえば今年特に助かったなーと思ったのが『マネーフォワードクラウド経費』でした。これ、経費精算をサポートしてくれるサービスなんですけど、これを使うと専用のスマホアプリがモバイルSuicaの履歴を吸い出してくれるので、そこから履歴をポンポンと選ぶことで月ごとの交通費一覧を作れちゃうのです。もちろんそうしてまとめた交通費は、確定申告側のデータとして移せます。
で、これね、一年以上前のデータも引っ張ってこれるから、カレンダーとにらめっこしながら「この日はどこへ行って何したんだっけ?」「この区間はいくらだっけ?」みたいな入力作業と完全におさらばできて超ありがたいんですよね。
今年は領収書の整理でほぼほぼ心が折れかけていたので、このサービスがなかったら多分「交通費は……今年は計上しなくてもいいや」とあきらめていたに違いありません。
そんなこんなで、苦労した今年の申告も残る作業はあとわずか。
早く終わらせて、3Dのお勉強やKDP出版作業など、止めてしまってるあれやこれやの仕事に戻りたいものです。