新刊『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 過去問午前一問一答 平成28年度秋期試験』が発売になります

 第一弾となるITパスポート編の刊行から、もう9年が経つキタミ式イラストIT塾の情報処理技術者試験シリーズ。おかげさまで多くの方にご愛読いただいています。ありがとうございます。

 そうして毎年いただく声の中に決まって少なからずあるのが、「問題演習部分もキタミ式本文と同じノリで解説して欲しい」というもの。ページ数の制約と作業量の関係からなかなか実現が難しいんですけど、ある時ふと「ん?Kindle Direct Publishingだったらページ数の制約もないし、やれるんじゃね?」と。

 そんなわけで作っちゃいました。キタミ式本文と同じノリで、一問ずつ丁寧にイラスト解説を行う過去問演習本です。

2019年06月13日発行

すべての解説をイラストベースで行うキタミ式イラストIT塾シリーズ。その過去問解説版です。

平成28年度秋期試験の午前問題について、設問をひとつずつイラストベースで解説しています。

 第一弾となる今回は、平成28年度秋期試験が題材となります。
 いや、書き始めた時はこれが最新の問題だったんですよ。案外楽に作れるだろと思って取りかかったら思いのほか手こずってこんなに時間がかかっちゃったという…。

 で、でもこれで要領は掴んだので、今年から来年末あたりにかけて第二弾三弾と続けていって、最新問題までの全年度を揃えたいと構想(妄想)しています。そんでもって、読者さん的には選択肢が多いに越したことはないだろうから、KDP専売じゃなくて紙でも入手できた方がいいはず。これが好評を博して、全年度揃って、出版社さんが目をつけてお声がかかって、紙としても全年度どじゃーんと並べられるようになったら…嬉しい…けど…なあ…。ペーパーバックでお安く出せないですかねえ。

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本文ページはこんな感じ

 というわけで先ほども述べました通り、出版プラットホームはKindle Direct Publishingを利用しています。いわゆる自費出版ですね。固定レイアウトで制作しているため、タブレットなど画面の大きな端末での閲覧を想定しています。

 実際の本文イメージは、見開きにすると次のような感じ(※クリックすると画像を拡大して確認できます)。

 設問1ページに対して、右側1ページの解説がワンセット。この見開き構成で全80問分が収録されています。実際の問題を例にして解説が進むわけですから、知識と実践とをより結びつけやすくなるのではないかと思います。

 本の価格は400円ですが、Kindle Unlimitedに登録しているので、そのサービス会員であれば読み放題対象の中に含まれています。このサービスは初回無料体験も実施しているので、是非お試しついでに読んでみていただけると嬉しいです。

 お試しといえば、こういう漫画もKDPで出してたりします。こちらも是非。

2017年03月29日発行

通勤の足でしかバイクを使っていなかった半ペーパーライダーの著者が織りなす大型免許取得までの悪戦苦闘日記。
Clubman誌Webサイトで連載していた4コマ漫画が本になりました。

問題集作成にあたり気をつけたところ

 この手の問題集を買った時によくありがちなポイントとして、「設問を読んだ瞬間に答えまで目に入ってしまう」とか「答え合わせのためにいちいち本を逆さまにしないといけない」とか「答え合わせのために巻末の解答ページから該当箇所を探さないといけない」というものがあります。自分はああいった問題集が苦手で、「答え合わせがめんどくさくなって結局やらなくなってしまう」という質でした。

 そんなわけで、本書の制作にあたっては「答えがすぐに確認できること」「答えが確実に隠しておけること」の2点を重視しています。具体的には解答の表示箇所を固定にすることで、見開き表示であれば紙を置くなどして隠せばよく、単ページ表示にすればそもそも表示されない。そうした構成になっています。

 電子書籍ですから、本当はそのへんの表示非表示をインタラクティブにできるといいんでしょうけど、フォーマットの問題とか色々あって難しいのが残念なところです。

続刊も予定しておりますので、どうかよろしくお願いします

 情報処理技術者試験の問題は、例年過去問題から使い回しをされることも多く、印象として3年周期くらいでぐるぐる回っていることが多いように思います。ですから、試験対策としてはやはり、過去問題を直近3年分くらいは繰り返し解いておきたいものです。

 そこへ役立てていただけるよう、引き続き29年度春期、29年度秋期、30年度春期~と続刊を作っていく予定でおります。どうかよろしくお願いします。

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