先日書いた記事は息子くんの左側スティックを交換したわけですが……
実は僕のNintendo Switch(以降スイッチ)も、右側のスティックがおかしくなっていたりします。スティックを倒した方向にずっと入力されっぱなしになること多々で、ホーム画面の操作がままなりません。
そんなわけで、今度は右側のスティックも部品交換を試みてみることにしました。使用する工具セットは前回同様こちらの品です。
工具自体のインプレッションなど、細々したところは前回の記事をあわせて読んでもらえるとよりわかりやすいかと思います。
分解しましょう
分解の手順は次の通りです。特に難しい箇所はないですが、あちこちケーブルがつながっているので、ケースを開く時はあまり力任せにやらないことと、フィルムケーブルのツメを上げ下げする時は誤って基板を傷つけないように気をつけましょうってあたりでしょうか(前述のセット品のプラスチックピンセットを使う分には、まず傷つけることはないと思います)。
左スティックとちがって、部品を留めてあるネジが最初から露出しているので、その分右スティックの方が少しだけ作業が楽です。ただ、バッテリーケースとケーブルがけっこうタイトに絡み合ってるので、そこだけちょっと面倒に感じるかも。
純正スティックと、交換する互換スティックの比較
取り外した純正スティックと、用意した交換スティックを並べるとこんな感じ。左が純正で、右が互換品となります。
特にスティック部分では違いが見当たりません。さわった感触も同じです。違いといったら、ケーブルの色と、裏側のハウジング形状くらい。
では、組み立てましょう
組み立ては分解を逆回しするだけ。はめ合わせがやっかいなところなんかもないので、特に難しいことはありません。
バッテリーケースを戻すところだけ、ちゃんとガイド通りにケーブルが通せているか(ケースを閉じた時に挟まれることがないか)確認して次の手順に進むようにしましょう。
最後にスイッチ上で補正作業をして完了
左スティックの時と同様に、取り付け直後のスティックは軸がずれた状態にあります。正常に動作させるためには、スティックの補正作業をやらなくてはいけません(一度やれば大丈夫です)。
そのための「スティックの補正」画面には、ホーム画面から[設定]-[コントローラーとセンサー]-[スティックの補正]と辿っていくことでアクセスすることができます。
これがその補正画面。
今回の場合、中心位置が少し左上にずれています。そのため、ニュートラル位置で+マークになっていませんし、スティックを回しても下方向では円の色が変わりません。
なのでこれを補正して……(といってもスティックをぐるぐる数回まわすだけ)、これこの通り。
ばっちり中心位置が合いました。作業完了です。
やっぱり一度わかれば10分くらいで出来る作業だと思う
左スティックとは構造が違うので、その関係で手間取ることもあるかと思いましたが、手数が少なくて済む分、むしろこっちの方が楽でした。なのでやっぱり慣れると10分程度で済んじゃう作業だと思います。
交換用にスティック部品を買いだめしておくと決めて既に注文済みなので……
今後はスティックにちょっとでも不穏な兆候が出始めたら、さっさと換えていきたいと思います。