昨年の夏あたりからずーっと「うーん、このままじゃ間に合わないかも……」とプレッシャーを感じ続けていた書籍がようやく仕上がりまして、今月無事に発売できる運びとなりました。
たしかその頃日記にも描いたよなと振り返ってみたら、これですね。
好き勝手にやれる(自費出版の)電子書籍の世界に主軸を置こうとしたはずなのに、納期がどんどんやばくなってきて気がつけばそちらはすっかり後回し。なんでいつも俺はこう計画性があるようでないんだろう……とひーひー泣く生活ともこれでやっとお別れです。
完成して良かったー。
基本情報技術者試験、直近3回分の過去問題が収録されています
過去問題集として収録されたのは、公開されている過去問題より直近の3回分(令和01年秋、平成31年春、平成30年秋)から、ジャンル別に厳選した200問です(ただし後述する読者限定特典には、3回分の問題すべてが収録されています)。
試験問題に対して、解説は一問一答式で「読めばわかる!解ける!」を合い言葉に、いつものごとくのイラスト解説を行っています。
既刊の解説書では拾いきれなかった範囲の問題もいつものノリでイラスト解説。頭が痛くなりそうな計算問題だって、ただ数式を書いて終わりじゃなくて、絵解きでわかるテキストになっています。
キタミ式本文のノリで問題解説も欲しかったという方はもちろん、解説書は別の本を買ったんだけど内容が固すぎて理解がしんどかったから軟らかめの本が追加で欲しい(けど解説書をもう一冊というのはためらう)という方にもオススメです。
ちょっと変わった構成の本になってます
過去問題集ということで、どんな使い方があるかを編集さんと考えた時、まず頭に浮かんだのは「問題を解いた後、手間なく解答が確認できること」でした。しかしその一方で、「意図せず解答が目に入らないこと」も大事だったりする。それをどう両立させるかが問題でした。
そこで本書では、問題部分だけを別の小冊子にしました。
購入時にはあくまでも一冊の本。でも、問題部を取り外せば分冊化が可能です。これなら問題部と解答解説部を並べて見比べることができるので、「すぐ確認したい」か「後でまとめて採点したい」かに応じて適宜自由な使い方をしていただくことができちゃいます。
そしてもう一点がWebコンテンツ化。
電車の中でも勉強したい。外出先でもちょっとした時間に確認したい。でも、本を持ち歩くのは少し厳しい。
そんな人にも使ってもらえるように、「設問→解説」がワンセットになった一問一答式構成のWebコンテンツが閲覧できるようになっています。こちらは試験3回分の問題をひとつも削ることなくすべて収録。したがって力試しにも最適です。
本書巻末に秘密のアクセスコードが収録されていますので、是非ご利用ください。
試験対策の総仕上げにご活用いただけますと幸いです!
情報処理技術者試験の試験対策といえば、まずは解説書を一冊完読すること、そして過去問題をあたること。この2つは欠かせません。そして、この「まずは解説書を一冊完読」が意外と難しかったりするので、そこのハードルを下げるために手がけたのが、キタミ式イラストIT塾 情報処理技術者試験シリーズでした。
おかげさまで本シリーズは毎年ご好評いただき、たくさんの方に愛読いただいているのですが、しかし試験対策という観点では、どうしても過去問の演習は外すことができません。これによって問題の傾向に慣れ、残っている知識の穴を補完する作業が残っているのです。
そこで、下げたハードルをそのまま問題演習にもつないでいけるようにと製作したのが今回の本となります。
発売日は2月26日。その10日前あたりには都内の一部店舗さんでも取り扱いがはじまっているのではないかと思います。
どうか試験対策の総仕上げに、本書を役立てていただけますと幸いです!よろしくお願いします!