トラックボールの替え球は、マット加工された艶消しタイプが、試してみたらかなり良い

 Galaxy Book 12″というノートパソコンをモバイル環境として重宝するようになって以来、ポインティングデバイスとしてマウスじゃなくてトラックボールを持ち歩くようにしています。マウスとちがって机上を動かす必要がないので、カフェでうっかりコーヒーをひっくり返したりとか、そういうトラブルに見舞われないのがいいんですよね。
 本来はでかいほど使いやすさに直結するのがトラックボールだと思うんですが、ナカバヤシのDigio2というシリーズは、小型のわりに操作性が良く重宝しています。

Digio2 トラックボールマウス 小型 Bluetooth 5ボタン ブラック Z8372
ナカバヤシ(Nakabayashi)
本体寸法/重量:W88×D95×H47mm/約105g(レシーバー、電池は含まず)

 このトラックボールに使われている球は直径34mmのもので、この手の製品では定番といえるロジクールのM570と互換性があります。つまり、M570の球も流用できるし、M570に使えるとされている球ならこいつにも使えるということです。せっかくなので、Perixxから出ている替え球を、2種類試してみました。

 標準の状態でも悪くはないんですが、付け替えてみると艶出し加工のタイプはより滑らかな動きに、艶消し加工タイプについてはガサガサとしたまったく別の感触に生まれ変わりました。
 意外だったのは艶消しのガサガサした感触の方が好ましく感じたこと。トラックボールのボールは、動き出しの摩擦がないほど上質だと捉えていたので、本来なら動き始めからヌルヌルと動く艶出し加工の方が上だろうと想像していたのです。ところが、艶消しのマット加工の方も、ガサつきながらも動き出しにもたつくことなくスッと動く、そしてピタッと止まる。特にこの狙ったところでピタリと止まる感触が気持ちいい。

 あんまり気に入ったもので、液晶タブレットをワコムのCintiq Pro 24に買い換えた時に、もうひとつDigio2を買って右端に貼り付けて、またまたボールを艶消しマット加工のものに付け替えたほどです。

 こっちは大画面での操作になるから、艶出しの方が一気に画面の端から端までポインタを飛ばせていいかも…と思ったんですけど、結局艶消しの気持ち良さには勝てませんでした。

 ガサガサゴロゴロと動くこの感触。ヌルッといかないから、止める時に指を緊張させなくて済むこの感触。何か昔に覚えがあるような。
 なんだろう。

 そうか、あれだ、と思い出したのは、今もってトラックボールの歴代最高峰と愛してやまないケンジントンのExpert Mouse 5。スクロールホイールがなかったり、ボタン数が少なかったりして、今の用途には足りないためお蔵入りさせていますが、歴史的な名機と思って大事に保管している品でもあります。

 ボールを支持するベアリングローラー上をゴロゴロガサガサと大玉が転がる感触。なんとも言えぬあの気持ち良さ。あれに近いものが、このマット加工されたボールからは感じられるのです。もっとも、Expert Mouse 5の気持ち良さは大玉ならではの、自重でどこまでもゴーッと転がってくれる気持ち良さだったりもしたので、そういう豪快さはないですが。

 ボールを支持する機構がルビーの小球タイプだけになって、もうあのベアリングタイプにあったような「ガサツな、でもピタリと止まる」感触は忘れかけていました。そりゃあ気に入るわけです。大好きだったもん、この感触。

 ちなみに、箱を開けた直後は工場の油が残っている可能性があるので、まずは中性洗剤で1回洗って乾燥させてから使い始めています。
 ヌルッと動くトラックボールもいいけれども、たまに球を止める時神経を使いすぎて指がつりそうになる。そんな人には、多分おすすめできる替え球だと思います。

コメント

  1. 匿名 より:

    トラックボールとしてはマイクロソフトのトラックボールエクスプローラが忘れられません。
    なんか、ほかのメーカーのトラックボールは軽いんですよね。

    でも、今回記事にあるものはよさそうに思えます。
    ありがとうございます。

    • きたみりゅうじきたみりゅうじ より:

      トラックボールはボールの重さも大事ですよねー。マイクロソフトのはそういえば使ったことがありません。今度店頭でちょっとさわってみたくなりました(^-^;

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