ダイソー製のプラモ用塗料ケース(勝手に呼称)に、スタンドを作ってあげよう

　ダイソーのセクションケースが塗料ケースにちょうどいいんだぜ～と書いた前回。

プラモ用の塗料ケースには、ダイソーの「セクションケース 大 15分割」がおすすめ

プラモデルやパソコンくんフィギュア類の塗装仕上げには、タミヤやクレオスの水性プラカラーを使うようにしています。 小学生時代にプラモ作りに燃えていた時は、そういった塗料はまとめて適当な箱に放り込んでおくだけでした。数もたいしたことなかったし...

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2022.12.12

　最後に「スタンドでも作るか」と書いた通り、「ないなら3Dプリンタで作ればいいや」が合い言葉になって久しいので、今回もまた、ちょいちょいと3Dモデルを作成して出力することにしました。こんな感じ。

　Uの字型のベーススタンドがあって、片面に突起の差込口が3箇所設けられています。そこに、追加パーツを足し込んでいくことで、2ケース用～3ケース用～4ケース用と、自由に増量して使えるスタンドにしてみました。

　幅11.5cm、高さ5cmのスタンドにしたので、出力にはそこそこ時間がかかります。普通品質(積層スパン0.2mm)で書き出しても6時間以上はかかる。だったら一番高い品質(積層スパン0.1mm)にして、夜の間に出力させておくようにしましょう。その品質にすると10時間以上かかるみたいだけど、どうせ寝てる間だから気にしない。

　今回はとりあえず2ケース用として、ベーススタンドと追加パーツ1個を出力します。うちの3Dプリンタが出力できるサイズは15cm角までなので、このサイズだと1回で1パーツしか出せません。なのでこんな単純な物体でも、合計20時間くらいかかっちゃうのが悲しいところです。

とりあえず2ケース立てられるスタンドが完成！

　20時間かけて出力した力作がこちらですよ。

　全然力作に見えないですけど、20時間がかりの大作なのです。
　この突起まわりと側面にちょこっとだけ瞬間接着剤をつけて両者をペタリとくっつけたら完成です。

　さっそく塗料ケースを立たせてみましょう。

　少し抵抗感がありつつもスルスル……とスタンドにはまっていく感じで、絶妙なフィット具合が素晴らしい出来映えです(自画自賛)。

　ちなみに今は床に立たせておくつもりだから上記のようにはめていますが、今後気が変わってデスク上に立てる場合はこのスタンドの差込み口を横向きにして使う予定です。こんな感じですね。

　この場合は、壁際にスタンドを立てておいて、前面からスコンと差し込むような感じになりますかね。

これで今後いくらでも塗料収納数を増やしていけるぜ……と思ったけど

　そんなわけで、我ながら良い出来だとニヤニヤして眺めていたわけですが、ふとあることに気がつきました。

　スタンドは自由に増量できても、肝心のケースが入手不能になってしまっては意味がありません。高いものじゃないんだから、今度見かけた時には5～6個予備として買い足しておこうかと思います。