ある時、日頃親しくしていただいてる同業のイラストレーターさんがこんなことをツイートしていました。本文の中に僕のアカウント名が書いてあったので、通知欄に飛んできて気づいたわけです。
しかし変更後もアドレスの先頭をクリックするとこのように表示される。何人かイラストレーターさんのサイトを見て回ったけど、きたみさん(@kitajirushi)のサイトだけアドレスの先頭が南京錠マークになっている。さすが。 pic.twitter.com/9EDUfRbS6g
— タテノカズヒロ (@tatenokazuhiro) 2019年6月15日
この日は外にいたので確認はできなかったんですが、httpsでアクセスはできるようになったけれども鍵マークが出てくれないという現象の様子。ってことは、自ドメイン内にアクセスする内部リンクの箇所で、いくつかhttpのまま記述してしまっているところがあるんでしょう。
添付されている画像を見る限り、画像ファイルが怪しい感じです。
多分ややこしいことはなさそうなので、帰ってパソコンが手元にある状態になったら確認してみることにしました。
Google Chromeさんで検証するぞ
自宅のノートパソコンでサイトを確認してみたところ、確かにアドレスバーの先頭に鍵マークが出ていません。
そして、この i アイコンをクリックすると、ツイートしていたようなエラーが表示されるわけです。
じゃあ、どれがそのエラーに該当するんだろうということで登場するのがWebブラウザの検証機能。たとえばChromeのこの記事で書いたようなものです。
この検証機能でチェックしてみると、このサイトにはエラー1つと警告2つがある様子。
じゃあそれは何かと検証画面のコンソールを確認すると、画像ファイルが3つあげられています。URLがいずれもhttpではじまっているので、これが多分鍵マークにならない理由かな。
というわけで、ご本人に多分この3つのURLが怪しいですよと伝えました。サイトを見るとフッターにLINEスタンプを宣伝する画像が2点貼ってあったので、多分そのURLはWordPressではなくご自身でURLを打ち込んでいるんでしょう。それが今回修正漏れになっていたと想像します。
あとの1点はicoファイルになっているので、ファビコンとかかな。
無事に解消できたみたいでめでたしめでたし
しばらくしたら、無事解決に至った旨がツイートで流れてきました。
きたみさん(@kitajirushi )の診断&助言のおかげで晴れて「鍵付きイラストレーター」になれました。中途半端なSSL化の弊害で機能しなくなっていたファビコン表示まで復活。https://t.co/aG23bK3I83
— タテノカズヒロ (@tatenokazuhiro) 2019年6月16日
https化って、httpsでアクセスできれば良いわけじゃなくて、鍵がかかる状態になってないと意味ないですものね。良かった良かった。
このやりとりで、問題のあるURLをピックアップしたことに感謝してもらえたんですけど、見ればわかる通りブラウザの検証機能で確認したらいいだけの簡単な作業。何の手間もありません。
検証機能ほんと便利ですよね。もし同様の壁にぶつかっている人がいたら、右クリックしてメニューから[検証]って押してみるのおすすめです。