Bluetoothのテンキーレスメカニカルキーボード『Majestouch Convertible 2』用にUSBのスパイラルケーブルを買うことにした

 仕事柄、キーボードにはそれなりのこだわりを持っています。まず英語配列じゃないと嫌。テンキーは不要。ファンクションキーは必須。配列は奇をてらわずに、普通のキー配列からテンキーだけを切り落としたものがいい。キースイッチは当然にメカニカル。あとは軽い方が良くて、それでワイヤレスだったらもう完璧。

 これだと、最後の「ワイヤレス」というのが結構難で、それだけにFILCOから真っ当な英語配列版のBluetoothキーボードが発売になった時は狂喜乱舞したものでした。

 あんまり嬉しすぎるもんだから即飛びついた上に赤軸版青軸版とふたつも買っちゃったりしたのが3年前の話。

 で、こんな感じの配置で赤軸版を使っています。すごいすっきり。さすがワイヤレスです。

 ところがこいつ、ぜんぜん安定しないんですよね。Bluetoothアダプタを換えてみたり色々手を打ってみたんですが、ちょっと安定しかたなと思っても気がついたら入力を取りこぼしたり、キーリピートが効きっぱなしになったりする。

 で、上の記事に書いたみたいに決別することにしたり、いやでも新しいBluetooth環境作ったからまた試そうとしてみたり、そんなことを何度も何度も繰り返してきて、もうやっぱり駄目だこいつという結論に至りました。先ほどの入力漏れやキーリピートトラブルが出なくても、絵作業をしてるとすぐスリープに入られてしまうので、「確実に打てる」という瞬間が少なすぎるのです。

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Bluetooth接続をあきらめてUSB接続に換えようと思ったものの……

 とはいえ、久しぶりに手持ちのUSB版黒軸キーボードに戻したら、赤軸版に慣れた指には打鍵感が重すぎでした。そこで、今の赤軸BluetoohキーボードをUSB接続にして使うことに決めて、よし、これで安定してタイプすることができるぞ……と思ったんですけども……、

 なんだろう。このだらっと垂れ下がるUSBケーブル。たったこれだけで残念感がものすごい……。

 残念感は見た目の問題だけじゃありません。色々ギリギリなんですよね。
 まずCintiq Pro 24のサイドポートに挿している箇所は、脇のブックスタンドとほとんど隙間がない状態。

 お絵かき作業の時はこのCintiq Pro 24を手前に引き寄せて使い、それ以外は奥に押し込んで手前にキーボードスペースを作るという感じの使い方になるので、これだと液タブを前後させる時にいつかブックスタンドとUSBコネクタが衝突事故を起こしそうです。その被害がコネクタだけで済めばいいですけど、液タブ側のポートを破壊するようなことになったら目も当てられません。

 一方、キーボード本体側もよろしくなくて……、

 飛び出したコネクタ部分が微妙にCintiq Pro 24本体の画面高さより低い位置にある。なのでキーボードを寄せるとぶつかっちゃう状態です。これもよろしくない。
 そこで、もっとコネクタ部分が小さく済んで、さらにコードが無駄に余らない長さのUSBケーブルを新調してみることにしました。

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昔懐かしのスパイラルケーブルが売ってた!

 細くてしなやかなコードで、できればL字型のコネクタになってて、そこそこ短いミニUSBケーブルないかなあとAmazonで検索をかけてみたところ、次の製品が目にとまりました。

 L字の向きも希望と合致してるし、商品説明通りなら長さもちょうどぴったり。レビューで「通電はできるけど認識はしない」と書かれているのがちょっと気になりますが、まさかこの価格で通電オンリーのケーブルってことはないだろうとダメ元で買ってみました。

 昔はキーボードっていうとこういうスパイラルケーブルでつながってたんですよね。これだとケーブルが伸び縮みするから机の上でケーブルが暴れなくて助かるのになんでなくなってしまったんだろうと常々思っていただけに、これは嬉しい品を発見しました。
 そうして届いた品がこちら。各部の寸法は、商品説明よりもちょっとだけ短かったです。

 一方、ケーブルの太さはほどほどに細い作り。手持ちのUSBケーブルと見比べてみたのが下の写真で、極細ではないですけど、スリムLANケーブル程度の細さではあります。

 ノギスで直径を測ると3.3mm。

 Cintiq Pro 24と接続してみました。L字型コネクタのおかげで、ブックスタンドとの間も十分なクリアランスができていて、ぶつける心配はなさそうです。しかも長さがちょうどぴったり。余りの出てないところがいい感じです。ちょっとすっきりした。
 あ、通電だけ……なんてことはなく、普通に認識してくれました。良かったです。

 スパイラルケーブルなので、キーボードを手元に引き寄せてみるとびよーんとケーブルが伸びる。やっぱスパイラルケーブルはいいな!

 ただ、ちょっとケーブルが固い感じで、ケーブルの縮もうとする力にキーボードの重量が負けてしまう感があります。強めにテンションがかかった状態で手を離すと、ずるずると引き寄せられちゃう。
 もうちょっとだらしなくびろろーんと伸びる感じになればちょうど良いんですが、使い込んでるうちに馴染むかなあ。もし緩んでこないようなら、少し伸ばした状態でドライヤーの熱風でもあてて、長さを調整してみたいと思います。

コメント

  1. 匿名 より:

    あれ…腱鞘炎でマウス変えた気がしたけど戻ってる!?(そっちに目がいった)

    • きたみりゅうじ きたみりゅうじ より:

      すごいとこに気がつきますね(^-^;

      腱鞘炎も良くなったので、手首の角度に気をつけた持ち方で使うように戻したんです。自分には、ポインタやホイールの反応は、これが一番しっくりくるもので。

      • 匿名 より:

        なるほど、そういうことでしたかw
        キーボードもそうですがマウスも自分に合った物を使わないとストレスに繋がりますよね。
        自分の場合、謎メーカーの無線マウスに慣れてしまったので、壊れた後のことを考えると憂鬱です(゚∀゚)

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