結果的には良かったのかもしれない……

 昨年からずっと手がけている『図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説 改訂5版』作業は、粛々と校正チェックを進めています。もうちょっとしたら、カバーも色校が出てきて最終チェックに入る感じ。

 とはいえ、前回ふれた時には「いよいよ大詰め」なんて書いてたんですよね。

 あれから1カ月が経つことを考えると随分のんびりしたものです。

 なんでかというと、発売日が延びちゃったから。一部お問い合わせのあった方には「3月発売です」とアナウンスしていたんですが、色々大人の事情がありまして、4月発売に切り替わってしまったのです。
 3月発売になんとしても間に合わせる態勢で取り組んでいたもので、なんというか空振り感がものすごい。正直なんだかなあと脱力感にみまわれながら粛々と空いた時間を確定申告作業に切り替えていたんですが……。

 なんか、3月に入ってから、新型コロナウイルス関連の騒ぎがものすごいですよね。
 書店さんの棚って奪い合いの陣取りゲームなんですよね。売れ行きが芳しくない本はすぐ撤去されちゃう。
 どう考えても今って、客足落ちてますよね。
 そんでもってその状態でも、後から後から新刊が居場所を奪いに出荷されてくるんですよね。

 いやこれ、3月発売じゃなくてむしろ良かったんじゃないか……。

 それに気づいてぞっとしました。

 まあ、発売前後に予定していた出版記念トークイベントなんかは「自粛した方がいいね」となって消え去ったので、影響がゼロでもないんですけども。
 4月には落ち着いてるかなあ。落ち着いてるといいなあ。

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