例年、この時期になると『キタミ式イラストIT塾 情報処理技術者試験シリーズ』が刷り上がってきて、印刷所から直送された大量の段ボールから120冊ほどサイン本を書いて、それを車に積み込んで都内各店舗をまわり、挨拶とかお礼とか来年もどうかよろしくなんていって売り場を確保していただいて、これで今年も無事終わったねなんていってみんなで酒を飲む。という一連の流れができています。
今年も例にもれず、無事この時期に印刷所から刷り上がってまいりまして、令和3年版が刊行できる運びとなりました。
発売日は12月12日。どうかよろしくお願いします!
一方で、販促活動は例年通り……ではなく
ところが今年はコロナ禍まっただなか。いつもなら書店まわりにとなるわけですが、今年はそうもいきません。
いくらなんでも、書店さんに雁首そろえてドカドカお邪魔するのは先方にご迷惑でしかない。
そんなわけでまず書店まわりがなしになりました。
続いて打ち上げの場所が都内というのもどうなの?書店まわりしないのに都内までサイン書きに行くのもどうなの?あたりが議題となり、編集さんも僕も気に入ってる飲み屋さんが仕事場そばにある関係から、「じゃあ千葉でサイン書いて千葉で飲みましょう」となって、あれよあれよと話がまとまって、今年はうちの仕事場でサイン本を書いて発送~打ち上げまで流れていくことになりました。
そんなわけで4日朝、どかどかと運び込まれてくる新刊たち。
仕事場といいつつ単なる安アパートなので、人が通る幅だけをなんとか確保しながら、空いてる場所空いてる場所に本がつめこまれていきます。いやー、技評さんで毎年見てる光景と、家に運び込まれる光景って、埋め尽くされていく感がぜんぜんちがう。会社って広いんだなあ。
予定時間を大幅に残してサイン終了!
この日意外だったのが、「例年だとこれぐらい時間かかるよなー」と予定していた時間を、下手したら半分以上残してサイン作業が終わったこと。それほど急いで作業をしていたつもりもないし、それはまわりも同じだったみたいで、みんなで「あれ?なんで?」と首を傾げることに。
あまり早く終わったもんだから、そのあとに予定している飲み屋さんの予約時間まで、ぽっかり時間が空いてしまいました。さてどうしましょう。
「じゃあ、みんなで桃鉄でもやりますか」
ぜったいやんないだろーなーと冗談でふってみたら、予想に反して全員が食いついたもんで、じゃあせっかくだからとプロジェクターで映し出して大画面でプレイできる環境を出してみたらこれがまた大ウケですよ。おお、やっとこの環境を自慢していっしょに楽しんでくれる人たちがいた!
そうして冒頭イラストのようなことになったわけなんですけどね。
なんかもうこのままこたつに鍋でも出して、飲みに行くんじゃなくてここで酒を飲みながら桃鉄やりたくなりますね~なんて言い出すくらい楽しかったです。
さっそくツイートしてくれている書店さんも!
こうして用意したサイン本は、すでに一部の書店さんでは取り扱いをはじめていただいてまして、さっそくTwitterで告知をあげてくださっている書店さんもちらほらと。ありがとうございます!!
【先行販売・工学書】
— 有隣堂ヨドバシAKIBA店 (@yurindo_akb) December 5, 2020
「キタミ式イラストIT塾」シリーズが今回もきたみりゅうじ先生のサイン入りで先行販売・入荷いたしました。
ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者の3種類。サイン本は無くなり次第終了、次回入荷は発売日の12月12日以降となります。
C-4-1の平台で展開中です。 pic.twitter.com/QZpxVgZEgs
続き
— 紀伊國屋書店 新宿本店 (@KinoShinjuku) December 5, 2020
かわいいイラストでお馴染みのシリーズ、F11、12棚(情報処理技術者試験)にて展開中です!
サイン本もございますので(きたみ先生ありがとうございます!)どうぞよろしくお願いします。 KT pic.twitter.com/aEbvVpFQXt
12/6お知らせ:技術評論社のキタミ式イラストIT塾シリーズの著者、きたみりゅうじさんからサイン本をいただきました!数に限りがございますので、お早めにどうぞ。 pic.twitter.com/knY0M8gTie
— ジュンク堂書店 池袋本店/PC書 (@junkudo_ike_pc) December 6, 2020
例年であれば、こうしてアップしてくださっている書店員さんの顔が浮かぶところなのですが、今年は挨拶にうかがえてないので、そのへんが少しばかりさみしく感じるところです。そのぶん、今ひとつ「今年も無事に終わったな~」って感じもしないですしね。
来年は、願わくば普通にご挨拶にうかがって、「いや~昨年はひどかったですね」なんて話ができるといいなあ……なんて思うのでした。