
鼻から入れる胃カメラってありますよね。
あれだと口の奥の方にある「反射的に吐き出そうとする部位」を刺激しなくていいから、オエッってならなくて楽だといいます。
でも、私の鼻の穴はどうも作りが小さいらしく、そもそも胃カメラが入っていってくれないようなのです。
以前一度試した時は、右の穴に入れようとして入らず、じゃあ左はと入れてみることになりました。「なんとか行けるかもしれない」という先生の声。「メリメリメリメリ…」と頭蓋骨の中を響き渡る音。「いやそこ通れないでしょ?」という突き当たりを押しのけようとする感触。さらに音は「バキッメリッバキバキッ」と激しさを増し、同時に痛みもMAX。ひたすら「ムリムリムリムリムリ…!!」と泣きを(脳内で)入れ続けたあの日。
それが胃カメラというやつとのファーストコンタクトです。できればもう一生やりたくない。
家族との約束と人間ドック
フリーランスになる時、家族とした約束のひとつに「毎年健康診断をちゃんと受ける」というものがあります。ただここ数年は、なんとなくの忙しさにかまけてさぼっていました。
これじゃいけない。
約束はちゃんと守らなきゃ。
そう思って、「暇になったら」などと考えず、スケジュールは無視してとりあえず病院に人間ドックの予約を入れたのが今年に入ってすぐのこと。入れてしまえば日程なんて嫌でもどうにかなるもんです。つい先日、予約日が到来したので夜から絶食して人間ドックを受けに行ってきました。
数年ぶりだから、胃カメラもちゃんとやろう。胃カメラか…胃カメラさえなければ楽勝なんだけど胃カメラ…。

実際のダメージ以上に、脳みそにめっちゃ近い場所でバキバキとへし折るような音が響くのはものすごく精神に来ると思うんですよね。
この日は、最初から右に入れると決めて、バキバキボキと鳴り響きながらも、ちゃんとその通り入っていってくれました。相変わらず胃の中にはなんかポリープみたいなのがあって、でも良性で、ピロリもいなくて綺麗なもんです。
少なくとも今回は、涙目になりながらも胃の中の映像を見て「まあ綺麗なピンク色♡」と思える程度の余裕はありました。
半日の受診を終えて、結果は郵送待ち。特に問題ないといいな。
加入している保険組合から補助金も出るので、人間ドックは極力毎年受けたいなとあらためて思います。でも胃カメラはやっぱり3年に1回くらいでいいかな。夜まで鼻血が止まらない目にあうのは、それぐらいでじゅうぶんです…。
コメント
今胃カメラってそんな風になってるんですね。
しかし患者が楽になるための検査自体が苦痛で、人間ドッグを受けるのを敬遠するようになるというのは本末転倒のような・・・。
軽く調べて見ると下記のようなデメリットもあるみたいですし、患者が選択できるとまだ楽ですけどね。
お願いしたら口からやってくれると思うんですけど、そっちは吐きそうで怖いんですよね。やったことないけど。
こっから3年くらいは、バリウム飲む方で済ませます(^-^;
それは医者の技術が無いだけです。
私は内視鏡医ですが、年間1500人くらい施行して鼻血は一人居るか居ないかですよ。
病院を変えることをおすすめします。
うーん、そうなんですか。確かによそでやったことないから、違うのかもしれないですね。
他にも思うところがあったので、次はよそでやってもらってみることにします。でも、来年はとりあえずバリウム飲む方に逃げときます(^-^;
最近検診行ってないので最新事情ではないんですが
私は口からしかやったことないんですけど毎回毎回耐えがたい猛烈な嘔吐感に襲われてました
でも安定剤?の注射をしてもらうと意識が若干遠のきましたが嘔吐感は無かったので病院で相談してみられては
余所でも麻酔の方法によっては口からも楽だと伺ったんですけど、それだと車やバイクで来ちゃダメって話みたいなんですよね。
うちの方だと、車移動できないの厳しくて。でも確実に楽なんだったら、検討の余地ありなのかなあ。
私はバリウムを飲んでゲップを我慢し、グルグル回されて何かあれば胃カメラで再検査だったら最初から胃カメラと思いますけどね。
匿名さんが仰られている通り左右ともに入りにくいのは・・・(腕)
ただ「ミクロの決死圏」世代で検査中モニターを食い入る様に見ている私からすると
解像度が全く違います。口からの方が綺麗ですね。
バリウム飲むのは全然平気なので、あれは自分にとっては何の心理的コストも要らないんですよ(^-^;
何かあれば胃カメラっていうのは、まあ治療に入ってるみたいなもんだからその時は我慢できるかなと。
でも腕の問題もあるかもなので、次やる時は病院変えてみます(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
車移動だと麻酔使えないですね。ただ、麻酔ありは本当に楽でしたよ。
先週、初胃カメラでしたが、ヘタレなので麻酔も一緒にお願いしました。
喉の麻酔塗ってマウスピースを咥えたところまで覚えてますが、次に起きたら検査終わってました。
その後は、半日ぐらい重力を多大に感じる生活でしたが他は問題なしでした。
それ、本当に皆さん好評ですね。
病院によって使えそうなら、選択肢の一つに入れてみます~。