
部屋に生活感を出したくないなーという時に、その障害となりがちなのがティッシュボックスです。だいたい花柄。あとデカく製品名。1個部屋に置くだけで、「調和」という文字を完全に破壊してくれるにっくき存在です。
最近は「そういう声にも対応いたしますよ」と言わんばかりの地味な無地っぽい仕様のものも出てきてますけど、これが例外なく軒並みお高い。あんな足下見まくり製品に金を出すのは、私の貧乏性精神が許しません。
というわけで最近重宝しているのが無印良品のクラフトティシューボックスです。
地味さ極まりまくりといっていいクラフト地。普通のティッシュ箱から中身を入れ替えて使えるので無用にコストがかかることもない。しかもこれ自体のお値段も税込み290円と低価格。汚れてみすぼらしくなったらためらいなく捨てられるお値段が素敵です。
でもただ一点だけ問題が。
ティッシュ取り出し口の開口部分が大きすぎて、ティッシュを使おうとするといつも箱の中に落ちちゃってるのです。そんなわけで毎回中からつまみ出す必要があり、これがかなりめんどくさい。もう本当にめんどくさくて仕方ない。
そこでおすすめしたいのが開口部分の改造です。ティッシュペーパーを保持するように、ここにあるパーツを付け足してやるのです。
捨てることになる空箱から、ペーパー保持部分を移植してやる
ペーパー保持機構がないなら付けてやればいいわけです。そしてそれはどこにあるかというと…、普通ティッシュの箱には例外なく付いてるんですよね。
そこで、特価で買ってきた安いティッシュ箱さんのご登場です。花柄がかわいいですね。

手順は次の通り。要は中身を取り出して空になった箱から、ティッシュを保持する開口部分を切り抜いて無印のクラフトティシューボックスに貼り付けてやるわけです。
横から中身を取り出して空になった箱の、本来の取り出し口を丁寧に開きます。 端から5mmずつくらい内側を切るような感じ(だいたいでいいです)で、箱の上面を切り取ります。 無印ティッシュボックスの外箱にあわせてみて、中に入るサイズに切り取れているか確認。外箱の内側に折り込んである部分は外側に開きます。 糊や両面テープを使って、内側からぺたりと貼り付けてあげましょう。
そうしてできあがったのがこちら。

「開口部分がでかい」と思っていたんですけど、実は普通のティッシュ箱の開口部分よりは狭かったりするんですね。ビニールがないだけ。
だから裏から貼り付けてしまえば、外側からはビニール部分しか見えません。一切みすぼらしくならない。

そして、通常のティッシュ箱と同様にビニールのスリット部分がペーパーを保持するようになるので、ティッシュを取り出してみると次のペーパーが引き出されてきて顔を出した状態で止まります。めんどくさいことにならない!
同様の改造を施した1つ目のティッシュボックスは、使い始めてかれこれ数カ月が経ちますが、特に何か不具合が出るようなこともなく快適に使えています。
普通に使っている分には、そうそうボロくなる強度でもないですし、唯一の弱点さえこれで消してやれば、文句なしに良い品です。
コメント
これ無印良品のティシュ詰めるんじゃないんですか?
これなら袋自体がストッパーになってるっぽいですけど
あ、無印本家のやつは単なる詰め替え用じゃなくて、そういう作りになってたんですね。
無印のやつは割高だから視野に入ってませんでした(^-^;
でも結局これだと、半分ぐらいに中身が減ったら袋ごと中に落ちちゃうような…。