新しく届いた「ARTIMA7」の使い心地

 昨日きたみさんが書かれていた記事にもある通り、プロクソンのペンサンダーが壊れてしまいました。そのため、急遽購入された「ARTIMA7」。

アルゴファイル(Argofile) フィードバック機能搭載ストロークサンダー ゴムスタンド付き アルティマ7 ARTIMA7 ART107 ブルー
アルゴファイル(Argofile)
抵抗(負荷)によるストロークの減速を検知し、より多い電流を流すことによってストロークを維持する”フィードバック機能”を搭載した電動ヤスリ

 今回は、このARTIMA7の使い心地を、プロクソンのペンサンダーと比較しながら書いていこうと思います!

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チャックが金属製で壊れにくそう!

 チャックというのは、先端部分に取り付けているアーバーを固定するパーツのことです。アーバーとは、やすりなどを貼り付けておく棒のことですね。
 プロクソンはチャックの材質が樹脂製だったのですが、今回のARTIMA7は金属製になっています。金属製になったことで、やすり掛けしてる際に多少押し付けても壊れなさそうな安心感があります。

 また、アーバーの取り付け方もプロクソンとは違うものになっています。プロクソンでは、チャック部分を45度回転させてアーバーを差し込み、もう一度45度回転させ固定する形になっています。
 一方ARTIMA7は、ネジのようにくるくるとチャック部分を緩めさせてからアーバーを差し込み、先ほどとは逆方向にくるくると締めることで固定する形です。

 アーバーを交換する時に「すぐに取り換えられるな〜」と思うのはプロクソンです。が、角度が少しでもずれるとアーバーがなかなかうまくはまらないこともあったので、今回のARTIMA7の方が確実に装着することができるため、いいかもしれません。

 プロクソンを使っていた時は、アーバーがうまくはまらない結果ぐりぐり押し込むことで、傷つけていた可能性もあります…… チャック部分が樹脂製だったので、余計に。ARTIMA7では、アーバーの差し込み方も変わったし、金属製になっているのでその辺りの恐れがなくなったことも嬉しいポイントです。

もっと大胆に切削する用途としてDremel(ドレメル)のミニルーターも使っているんだけど、今回のアルティマ7はチャック部分がこれと似たような作り。強度的にかなり安心感あるよね。

やすりがけのスピード調整ができる

 ARTIMA7は、電源ON/OFFスイッチがダイヤル式になっています。また、電源をONにしたあとにダイヤルを回し続けることで、やすり掛けのスピードを調整することができます。スピードが速いほど削る力は強くなるわけです。

 小さいパーツの場合、スピードが速すぎると手からはじき飛ばされることもあるので、パーツに合わせて最適なスピードを調整しながら作業が出来るのは結構助かります。

さっきも挙げたDremel(ドレメル)のミニルーターだと、電源ON/OFFスイッチはスピード調整ダイヤルとは分けられていて、手に持った時の人差し指あたりの位置にあるんだよね。それだったら完璧だったのになあと、そこはちょっとだけ残念。

動作音&振動が小さい!

 個人的に一番感動したポイントは、「動作音と手に伝わる振動が小さい!!!」です。きたみさんが試しにと使い始めた時も、「え?これ今作業してるの?」と思うくらい静かでした。
 プロクソンの時は、会話なんてする気も起きないくらいの音だったものが、ARTIMA7ではまったく音が気にならない。ほんとに音の大きさが全然違うんですよ。

 「プロクソンの通常の動作音=ARTIMA7を最大スピードにした時の動作音」くらいの感覚じゃないかなあ、と思っています。最大スピードにするとそれなりに気にはなるものの、自分が普段使うスピードではほぼ気になりません。
 毎回ペンサンダーを使う時は、音の大きさがきたみさんの作業の邪魔になってないか地味〜に気にしていたので、これで心置きなく作業することができます!嬉しい!!

 また、伝わってくる振動が小さいため、手にかかる負担が非常に小さいです。ペンサンダーを持っている手にも、やすり掛けするパーツを持っている手にも振動があまり響いてきません。

 プロクソンを使ってる時はダイレクトに振動が手に伝わってきていたため、作業が終わった後しばらく手の痺れている感覚が残っていました。
 そんな感覚が、ARTIMA7に替えてからはなくなりました。なので、長時間作業していても手が痺れたり痛くなることがなくなったのです!やった〜!たくさん作業できる!!

ますます頑張れそうです!

 というわけで、今のところ不満は一つもなく、とても快適に作業を進められています。元々このやすり掛けの作業は、どんどんパーツが綺麗になっていくのが楽しくて好きな作業でした。それが、使う道具が新しくなったことでますます楽しくなっています。

 気を抜いていると、すぐデザインフェスタの出展日が来そうなので、心機一転、新しい道具を使ってどんどん作業を進めていきたいと思います!

  1. デコピン より:

    左右振動式と前後振動式での使い勝手の違いは有りますか?
    でも、両方の音の差って何なのでしょうね。振動を発生させる機構が違うのかな。

    • イシクラ ユカ イシクラ ユカ より:

      振動方向が変わっても使い心地の変化はありませんでした!
      特に不自由なく使えてますよ!
      もしかしたら、プロクソンの方は壊れかけで音が大きくなってたのかもしれません…笑

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