エアブラシを使う塗装作業をする際に言われたことの1つに、「必ず防毒マスクをつけて作業をする」というルールがありました。なぜかというと、塗料に含まれている溶剤が蒸発して、それを吸い込んだ場合、体にとって有毒になってしまうからです。
実際、塗料の匂いや、塗料を薄めるために使う薄め液の匂いは、マスクをしていないとなかなか強烈です。長時間嗅いでいると、頭が痛くなって気分も悪くなりそうな……。なので、防毒マスクをつけるのは必須といえるようです。
今回は、そんな塗装作業のときにつけている防毒マスクの使い心地について書いていこうと思います。
上記のものが、現在使っているマスクになります。マスク単体では効果がないため、吸収缶もセットで使っています。
使い方は簡単
先ほども書いたように、マスク単体では防毒の効果を発揮しません。そのため、吸収缶を別途購入して、マスク先端に取り付ける必要があります。
取り付け方は簡単。マスクの先端にある吸収缶を固定するためのパーツをくるくるっと取り外して、吸収缶を装着し、取り外したパーツを再度くるくるっと固定すればオッケーです。
吸収缶には、どの向きで装着するかが書かれているので、間違えて取り付けてしまう恐れがなく安心です。また、取り外しも簡単なので、特にマスクを付けることに対して億劫な気持ちになることは今のところありません。
気になる性能はいかに!
このマスクを付けて作業をしてみたところ、効果は抜群です!!マスクを付けると付けないとでは、雲泥の差なんじゃないかと思います。
マスク自体の密着性が非常に高く、塗料特有の匂いがまったくしません!すごい!
隣の部屋で作業をしていてそれなりに距離があるきたみさんでさえ、窓を開けて換気をし、(一般的な)不織布マスクをつけるくらい匂いがきついときもある中、防毒マスクをしているわたしはマスクを外す瞬間までその匂いのきつさに気付かない……なんてことが何回かありました。それくらい、このマスクの効果は絶大なんですねえ……。すごいです。
ただ少し、マスクに独特の匂いがあるような気がしなくもないです。うっすらゴム臭といいますか、水中メガネとかのあれに近いかも。まあ、その匂いは何回かマスクを使っていると、いつの間にか気にならなくなっていたので、最初の辛抱というかなんというか。きっと気にならない人のほうが多いんじゃないかな~、くらいのものです。
塗装作業をするときは基本的にそれなりの時間かかることが多いため、防毒マスクは今後も大切に使っていきたいと思います。
昨日、ピッコマで「最後の秘境 東京芸大」という漫画を読んだら、この防毒マスクの事が書かれているシーンが有りました。
使用済みの缶を逆さにして降っちゃ、ダメみたいですよ。
定番品なんでしょうね(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン