液晶タブレットで仕事をするようになってから、よく目が疲れるようになりました。僕の目は遠視&乱視持ちなので、近い画面を凝視し続けるという行為は、ピント調節機能にかなり負荷をかけるらしいのです。
最近だと仕事をしてない時間も暇があればスマホを見てるもんだからなお悪い。
いつしか自然回復力が追いつかないケースがまま見られるようになったので、そういう時は濡れタオルをレンジでチンして蒸しタオルを作り、それを目にあててしばらく横になるなどしています。これ気持ちいいんですよね。
ただ、蒸しタオルだとすぐに冷めちゃう。
もっと長時間温めて欲しい。なんなら目の周りをマッサージして欲しい。そのまま昼寝なんてできたら超最高。
そう思って試しに「アイマッサージャー」で検索かけてみたら、わらわらとたくさん該当する製品が出てきました。どうも当たり前に定番ジャンルの商品だったみたいです。
目元に使う機器だけに、念のため中華製を避けて日本製を選ぶ
Amazonで検索してみた感じだと、だいたい製品の価格帯としては3千円台後半~4千円台というあたりがボリュームゾーンの様子。それで、温熱機能とエアマッサージ、振動マッサージ機能がついてUSB充電でバッテリー駆動できるのが標準的なようです。
たとえば最新型のこんなやつとか。
やったお安いね!と注文ボタン押しそうになったんですけど、これって目に当てる機器なんですよね。バッテリー駆動なんですよね。
たまに聞きますよね、粗悪なバッテリーの爆発事故…。
考えすぎだろうとは思ったものの、使用箇所的に万が一でもあられては困ります。そんなわけで、一応おまじないとして日本製を選ぶことにしました。7,800円か。むう、先の製品を見た後だけにすごくお高く感じる…。
これも日本製とか言ってるけどどこまで信じていいのやら…って感じですけどもね(購入した製品は、もう販売自体終わってしまった模様です)。
製品の概観
到着した品をご開封。製品本体と、携帯用の巾着袋、汚れ防止用のコットンカバー、説明書、充電用microUSBケーブルが入っています。綺麗な化粧箱が「日本製でっせ」という質の良さを主張しています。
多少お高いながらもこの製品を選んだのは、この目に当てる部分の材質も決め手でした。他のは合皮製がほとんどなんですけど、これはファブリック製なのです。汚れやすさと表裏一体かもしれませんが、こっちの方が気持ちよさそう。
本体は2つ折りできるようになっています。畳んだ時に露出する中央部には充電用のUSBポート。
さっそく充電してみましょう。USBケーブルを挿した状態でも、床面から浮くことがないように、その分の逃げが作られているんですね。ボタンの節度や縫製、各部の作りなど、総じて良くできた丁寧な作りです。
使用方法は「おいおい」と言いたくなるほどまだるっこしい
本製品の使用手順は次のようになっています。
電源ボタンを長押しすると温熱機能がONになり、電源ボタンをダブルクリックしてモード切替。モードは「温熱」→「エアーマッサージ」→「温熱+エアーマッサージ」と変化します。各モードには「弱」モードと「強」モードがあって、それぞれのモードへ入った時に電源ボタンを1回押すと切り替わります。
…と、自分で書いてて「アホか」と言いたくなるくらいに、これが最初わかりづらかったです。しかもモードは記憶してくれないので、起動の度に電源ボタンをひたすら連打して切り替えないといけません。
本製品には振動マッサージ機能がついてないんですけど、他製品のレビューを見てたらどこも同様の切り替え手順だったっぽいので、不要な機能はついてないものを選ぶようにした方が(僕は振動マッサージは不要と思った)、めんどうな切り替え手順が何手か減らせて良いと思います。
そんなわけで、使用時はまず手に持った状態で、インジケーターを確認しながらモード切替を行って、それから着用するという流れになります。
実際の使用感はというと
熱めのお風呂と同じ最高42℃という温度に期待をしましたが、期待ほどには熱いと感じません。やはりこれだけごつい外殻なわけですから、顔にぺったり貼り付かせることのできる蒸しタオルほどの密着感はなく、それが体感温度にも影響しているようです。
ただ、それでも過熱防止のために自動オフになるまでの15分間、冷めることなく継続して温めてくれるのは気持ち良いです。そのまま寝れます。
エアーマッサージも意外としっかり刺激がきて気持ちいいんですが、それによって密着感がさらに薄れてしまうので、その分温熱効果は下がります。このマッサージ機能はこめかみ周りをすごくしっかり刺激してくれて気持ちいいので、どちらの気持ち良さを取るかでその都度使い分けるようにしています。
このエアーマッサージ機能使用時は、マッサージ機にありがちなウィーンウィーンという機械音が鳴り響きます。使ってる当人は気持ちいいし耳障りな音質でもないので、それを子守歌代わりに寝落ちしていけますが、使ってない人からしたら「うるさい!」ってなるかも。横で寝ている人がいる状態だと、温熱機能のみにとどめるのが無難だと思います。
…と、そんな感じでここ1カ月くらい使ってみてるんですが、疲れ目からくる頭痛とか、目を開けていられなくなる感じとか、目から肩こりにつながる感じとかは今のところ感じなくなってる気がします。
少なくとも朝起きてすぐなのに目がしばしばして落ち着かないというケースは皆無になっているので、意外としっかり効果は出てるんじゃないかと。
個人的には、仕事の合間の休憩時とか、昼食後にちょっと仮眠とる時とかに、気軽に目を休めて安眠することができる良いアイテムだと思います。
日本製の値段がもうちょっと安いと嬉しいけどなあ。
こんにちは。
別記事のTEX Shinobiレビューを楽しく読ませていただきました。トラックポイントの感度は軽い方が好みなのですが、最近のドライバではあまり速度を上げることができずに困っていたところ、大変参考になりました。TEX shinobiの購入を検討します。
偶々こちらの記事を目にしたのですが、いわゆるドライアイ症状ではないでしょうか。液晶画面に集中していると自然とまばたきが減るため、角膜上皮(黒目)の障害が起きやすくなります。日本ではドライアイ治療点眼の選択肢も豊富で、対症療法だけでなく眼表面の状態を整えてくれる点眼もありますので、一度眼科を受診し試されてみてもよいかと思います。
差し出がましく思われましたらどうかご容赦ください。
ありがとうございます。
一応眼科には行ってみたんですけど、あまり乾いているわけでもないようで(それでも一応ピント調節回復用とドライアイ対処用の目薬をもらいました)。メガネがあわなくなってきている気もしているので、そっち方面で対策を検討中です(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン