よく剃れるPanasonic電気シェーバーの電池を入れ替えて延命措置をはかることにする

 随分昔に、Panasonicのラムダッシュシリーズの中から一番良いやつを買って、「さすがにこれは良く剃れる」と感動して使っていた時期があります。自分のひげ質は結構固いために、肌を赤く腫らすことなくしっかり深ぞりできる唯一の選択肢が、このシリーズでした。それ以外のシェーバーはだいたいどれを試しても、ひどく腫れるか、ブツブツとごま塩状にひげが残るかの2択状態。

 ただ、お高いんですよねこれ。

 そしてこのお高いラムダッシュ、数年前に中の充電池がお亡くなりになったみたいで、ACアダプタをつないだ有線状態じゃないと使えなくなってしまいました。新品を買い直そうかと思ったらやっぱりお高い。よくこんな高いの買ったなあ昔の俺。
 今の俺は前にも増して人に会う機会が激減しているため、ひげを剃る頻度自体が下がっており、それで数万出せるかというと…どうにも生来のケチ心が抑えきれません。
 仕方ないので、安い他メーカーのシェーバーをまた色々と試してみたりして。泉精器製作所のシェーバーなんて良くできてるんですよ。でもやっぱり自分のひげ質だと綺麗に剃るには、風呂に入ってじゅうぶんにふやかしてる時でもない限り深ぞりは難しい…。

 もうラムダッシュ買い直すしかないかなーと思ったその時です。なんか怪しいけど充電池売ってるじゃないですかラムダッシュ。なんだよネット通販すごいな。

 そうと決まれば華麗に注文ボタンをぽちり。自分で分解して、中の電池を入れ替えることにしました。

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分解はネジを7本外すだけ、電池の向きにだけ気をつけよう!

 さて、それでは分解のお時間です。特に説明書とかはありませんが、なんとなくそれっぽいとこに見えてるネジを抜いていけば多分いけるでしょーってことで、シェーバーをジロジロと見回して、まずは唯一見えてるお尻の方のネジを1本抜いてやります。

 そしたらグリップ背面のカバーが外れました。続いて、中のカバーを留めている6本のネジも抜いていきましょう。

 これでグレーのカバーも外れて、中の充電池さんが見えました。ただ、カバーは中の配線とつながっているので完全にはとれません。

 普通の単3電池とかとは形状が違うので、取り外す前に充電池の向きを見てプラスマイナスを確認しておきましょう。私はというと、この作業の前に一度試しにバラしてみた時、そんなこと何も考えずに充電池を外してしまったので、直後に「やべっ」と焦りました。
 よーく見たら中のケースにうっすらプラスマークが刻印されてたので助かった…。

 新しい充電池と入れ替えて作業終了。

 そしたら元の通りに組み直して、充電と動作チェックを行いましょう。

 保証もなんもない状態で買ったリチウムイオン電池ですから、ないとは思うけど爆発とか発火がちょっとだけ怖い。そのため充電は、一応「もし破裂しても大丈夫な程度離れた場所で、でも発火したらすぐわかる程度には近い場所」に転がして行うことにしました。

 満充電状態になったらちゃんと充電もストップ。

 試しに軽く剃ってみたところ、交換前のようにすぐ残量0%にまで落ち込んでしまうこともなく、快適に使えます。みごと復活。
 捨てないでおいて良かったー。

  1. BUBU より:

    同じような状況で古いラムダッシュを持っており、パナ製の3980くらいの下位機種に買い換えてやはり良いものは良いんだなぁーと実感したばかりでした。
    電池交換可能な件、タメになります♪
    皆さんからも言われてるカモですが更新が多くて楽しみにしております。
    バイクネタも待ってますw

    • きたみりゅうじ きたみりゅうじ より:

      ありがとうございます~。そういうお声が励みになります!
      バイクネタは次回の更新(あさってかな)で載っける予定です~。

  2. peene より:

    電池まで買ったのですが、底のネジがどうしても取れなくて諦めているところです。どうやらネジ山潰しちゃったみたいです。泣く泣く有線にしてつかってます。

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