先日書いたように、機器のおさまりを良くしようとして買ったUSBのスパイラルケーブルがあっという間に壊れました。
ただ、その時にもふれたように「TrackPointのついたメカニカル式のBluetoothキーボード」に惚れて注文したのもあって、そんなに本気でこれをどうにかしようとは思っていません。どうせそのキーボードが届いたら用済みになるし。
とはいえ……やっぱりCintiq Pro 24の横から飛び出すこのコネクタ部分だけはどうにかしたい気持ちが残るんですよね。ガツンとぶつけて、Cintiq側のコネクタを破損したら泣くに泣けませんもの。
それでAmazonを軽く漁ってみたら、300円もしない値段でL字型に変換してくれるコネクタが売っていたので、とりあえずここだけどうにか対処できてればそれでいいやーと注文ボタンをぽちり。
そんなテンションで頼んでみた品でしたが、届いてみたらその扱いやすさが目からウロコでした。もうあといくつか買っておいてもいいかもしれん……。
右につけるも左につけるも、手前に出すも奥に出すのも自由自在の素晴らしさ
L字コネクタというありふれた製品の中で、本品が抜きん出ているのがこのコネクタ部分です。端子部分の作りが独特で、両面挿し可能な内部構造になってるんですよね。
Cintiq Pro 24の左側面にあるUSBポートに挿すとこんな感じ。
どちらの向きでも挿すことができるので、Cintiq Pro 24の右側面にあるUSBポートにも挿すことができます。こんな感じ。
普通はこうしたL字のコネクタを買う際には、「どちら側に差し込み口がくるのか」をよくよく確認しないとハズレを引くことになるものですが、こいつにはそういう神経質さがありません。しかもなんなら右左それぞれ裏返す格好で挿し直せば、コードの取り出し口を奥側に向けることだってできちゃいます。
何も考えずに「この差し込み口の方向をちょっと変えたいんだよねー」という時に、それに適した向きにすぐ変えられるのはちょっと驚きというか、何これすごく便利。両面挿し可能をうたうUSBコネクタ製品で、ここまで感心したのは初めてかも。
とりあえず今回は、飛び出してたコネクタを左側面に沿わせられるよう配置して完了です。
L字に変換する際、コネクタの縦横方向も90度変わることになるので、USBコネクタを利用するペンホルダとか、そういうものに使ってみても遊べる気がします。昔はそういうのを自作して遊んでたんですけど、最近はメーカーの方でも純正オプションとして用意してくれてたりするんですよね(ThinkPad Pen Pro用ホルダー)。
とりあえずの急場しのぎになればいいやというノリで買った品でしたけど、すっかりお気に入りになりました。
こういうちょっとしたことなんだけどすごく便利さを実感する品、たまらなく好きなんです。