Nintendo Switch本体と一体化するコンパクトなBluetoothトランスミッターが、遅延もなくて超お気に入り

 スマホとの接続をはじめとして、最近Bluetoothヘッドホンを愛用するようになっているので、周りにある有線ヘッドホン接続を排除したくなりました。持ち歩くヘッドホンはひとつにまとめておきたいからです。

 で、その筆頭になるのがNintendo Switch。
 本体はBluetoothヘッドホンに対応していないので、これでその手のヘッドホンを使うとなると、本体側にBluetoothトランスミッターをつないでやらないといけません。

 とはいえ、なにかぶらーんとぶら下げる形になるのもなあ。それだったら、有線ヘッドホンをつなぐのと大して変わらん。
 などと思っていたところ、良い感じの品が見つかりました。

 あ、これだったらいいんじゃないかな。さっそく購入してみました。

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狙い通り本体と一体化するコンパクトさが素敵

 中身はこんな感じ。ハードケースに納められているのは、トランスミッター本体とUSB-A端子に接続するための変換アダプタ。

 基本的に使うのは右側の本体のみとなります。USB-A端子のアダプタは、Switchをドックにセットした状態でBluetoothヘッドホンを使う時に使用します。ドックにはUSB-A端子しかないですからね。

 トランスミッター本体はパカッと2つに分かれます。当初はこの片割れが充電器かなにかかと思ってたんですが、よく考えたらバッテリー内蔵してないし。じゃあなんだといえば、フタですね。多分単なる端子のフタ。

 USB-C端子のついてる方が本体です。これをプスッとSwitch下端のUSB-Cポートに挿して使う。こんな感じ。

 Switchの厚みを超えないように作られているため、出っ張る感じはありません。この小ささ、さりげなさなら、使っていて「余計なものがぶら下がってる」と感じることもないですし、有線ヘッドホンの代わりにケースの隅っこに入れておいてもまったく邪魔になりません。いい感じです。

USB給電式なので充電いらず、同時に2台つなぐことのできる充実仕様

 電源はSwitchからとるので、別途電池や電源接続は必要としません。Switchがスリープ状態にある時はこのようにオフのままです。

 Switchが目覚めるとこちらも自動的に電源オン。LEDが点滅してペアリング対象を探し始めます。

 ペアリング済みのヘッドホンがスタンバイ状態であれば、さほど待つこともなくペアリング完了。接続に用いているコーデックがLEDにより示されます。

 遅延が少ないと言われるaptX対応のヘッドホンは持ってないので、SBCが点灯しています。

 ペアリングモードへは、AかBのボタンを長押しすることで入ります。A長押しならA側にペアリング。B長押しならB側にペアリング。
 AとBは同時に使えるので、2人同時にBluetoothヘッドホンを使ってゲームを楽しむことができます。

特に神経質さもなく、安定して使えてます

 試しにスマホとペアリングした状態のBluetoothヘッドホンをこちらにもペアリングして、音の出力がどのように切り替わるかを試してみました。スマホ側で音楽を再生してそれをBluetoothヘッドホンで聞いている状態から、「音楽停止」→「Switchでゲーム開始」としてみたところ、ピポとペアリングの切替音がして自動的にゲーム側の音が鳴り始めました。マルチペアリング対応のBluetoothヘッドホンをいくつか試してみましたが、いずれも同じ挙動。電源オンからの接続も毎回スムーズですし、実に安定しています。

 気になる遅延については、シューティングゲームをやる限りでは一切ネガな印象はなし。ひょっとすると音ゲーなんかをやると気になるのかもしれませんが、自分のようにシューティングとRPGとアドベンチャーゲームが主戦場な人だと気になることはまずないでしょう。

 あ、携帯機で唯一やる音ゲーがそういえばあったな。

 もしSwitchにリズム天国が出るようなことがあれば、どこまで気にせずプレイできるか試してみたいと思います。

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