昨年末に注文して、5月に届いて以来ずっと愛用中のTEX Shinobiという名のキーボード。
これのトラックポイントには、標準だとソフトドームタイプのトラックポイントキャップがついています。かなり幅広く感度調整が行えるようになっているので、軽く操作している分にはこのタイプでも指先が痛くなることはないかと思っていたんですが、トラックポイント部分だけ(Bluetoothの)スリープからの復帰が鈍いこともあって、時折力を入れて操作してたら、やっぱりちょっと痛くなることがちょいちょい出てきました。
やっぱりソフトリムタイプのキャップがいいなあ。
そんなわけで、ThinkPad X1 Yoga購入時に買ってみて超お気に入りになった、SaotoTechさん製のトラックポイントキャップを、TEX Shinobi用にも買ってみることにしました。
Low Profile タイプの2種類を試してみる
TEX Shinobiに元から装着されているソフトドームタイプのトラックポイントキャップをノギスで測定してみたところ、全高は5.0mm±0.1mmってところだったので、これはSaotoTechさんの商品説明を読む限り、Low Profileタイプということになるようです。ただ、Low Profileタイプにも2種類あって、LenovoのBluetooth ThinkPad Keyboard用だと高さ5.5mmのタイプになる模様。
ちょうど手もとにLenovoのやつも所持しているので、ついでにこっちも頼んでみて、具合の良い方をはめてみることにしました。
まず、TEX Shinobi標準の状態がこれです。ソフトドームタイプをはめている時はこうなります。
続いて、SaotoTechさんのLow Profile Ver.L7(高さ5mm)をはめた状態がこちら。
キートップに対して、上に飛び出す部分が一切ありません。運指を邪魔するものがないので、スムーズに指を動かしてタイピングすることができます。
ただ、ちょっと指を乗せて動かす部分がキートップ位置に比べて低い気がする。
SaotoTechさんのLow Profile Ver.L7B(高さ5.5mm)をはめるとこうなります。
微妙……にソフトリムのフチ部分がキートップより上にはみ出します。でも、運指の邪魔になるほどの飛び出しじゃないし、トラックポイントを囲むように配置されているGHBいずれのキーを押す時も邪魔には感じません。
一方で、指を乗せる位置はちょうどソフトドームタイプの時と同じ高さのように感じられてしっくりきます。考えてみれば、ソフトドームは盛り上がった頂点位置までの高さが5mmなのに対して、ソフトリムタイプはフチの高さ位置で見ているため、同じ全高5mmだと指を乗せる高さ位置はそれよりも低くなるんですよね。そのため、こちらの5.5mmタイプの方がTEX Shinobiにはあっているような気がします。
おまけでこちらがThinkPad 標準オプションのソフトリムタイプのトラックポイントキャップ。
こちらは高さが6mm。明らかに飛び出しすぎになってしまって、ちょいちょい指がひっかかります。これだと、最初からついてるソフトドームタイプの方が操作性に勝りますね。
TEX Shinobi には Low Profile Type Ver.L7B がおすすめ!
そんなわけで、TEX Shinobi のトラックポイントキャップをソフトリムタイプに付け替えるなら、Low Profile Type Ver.L7B の高さ5.5mmタイプがオススメです。
でね、ちょっと面白かったのが、もともとこのサイズってLenovo Bluetooth ThinkPad Keyboard用に買ったものだったんですけど、こっちは逆にLow Profile Type Ver.L7 の高さ5mmタイプの方がしっくりきたんです。どうも自分はキートップの指を乗せる高さ位置と、トラックポイントの指を乗せる高さ位置が同じレベルにある時に一番しっくりくるみたいで、それがこちらの場合は5mmの方をあわせた方がちょうどだった模様です。
想定とは少しちがいましたけど、結果オーライ。
やっぱりソフトリムタイプの操作性はいいなあ、指も痛くならないしサイコー……などとぶつぶつ言いながら、この記事を書きつつ悦に入っています。
もう1ヶ月近くもなんの告知も無く更新が止まってますけど、もしかしてコロナ感染でもされたんでしょうか?