2013年式MOTO GUZZI V7 STONEのレギュレータ-を、MOSFET式のRMSTATOR製品に交換する

 前回の記事で書いたとおり、上は電装品にやさしくない15V以上の電圧に跳ね上がり、下はバッテリーが充電できない12V台の電圧にまですぐ落っこちちゃうMOTO GUZZI V7のレギュレーター。

 ではこのレギュレーターを何に交換するかとなるわけです。それについては、参考になる日本語のWebサイトがいくつかありました。

 MOTO GUZZI V7のようなマイナー車種はどうしても日本語の情報が限られますから、こうした同オーナーのブログサイトはとても助かります。

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信頼性なら新電元製、手間なしポン付け仕様ならRMSTATOR製のMOSFET式レギュレーターが良いらしい

 話の発端である海外フォーラムの情報によると、交換するおすすめは信頼性の高い新電元製MOSFET式レギュレーター。圧倒的なシェアを誇るブランドの定番製品です。
 ただ、上に挙げた参考リンク「V7と一緒(旧Wと一緒)」さんでも、このタイプのレギュレーターを使っていますが、形状が異なるので取り付けにはステーや配線を自作する必要があって、なかなか手間がかかりそう。

 一方で、上に挙げた「motto好きになるguzzi」さんによると、RMSTATORというメーカー製なら、MOTO GUZZI V7用のMOSFET式レギュレーターがあるらしく、これならポン付けでいけるようです。

 手間がないのは何よりうれしいし、取り付けがすっきり済むのは見た目的にもありがたい。聞いたことのないメーカーだけどまあ大丈夫でしょと気楽に考えて、さっそくebayで注文してみました。メーカー直販で買うよりも、メーカー自身が出品しているebayの方が安いので、もし購入するならそちらがおすすめです。

RMSTATOR製MOSFET式レギュレーターは、見た目はほぼ純正品と同じ

 注文して数日。RMSTATOR製のMOSFET式レギュレーターが到着しました。左側が元から付いていたレギュレーターで、右側が今回購入したRMSTATOR製となります。

 まあ大きさから形状から配線からほぼ純正品と同じ見た目ですね。ボルトを通す穴の形状が少しちがうくらい。

 裏側はこんな感じ。

 定評のある新電元製のMOSFET式レギュレーターには偽物がよく出回っていて、「偽物には裏側に放熱用のアルミプレートがなくて黒い樹脂で埋められているから見た目でわかる」とされているようなんですけど、この裏側の作りはその偽物側と非常に印象が被ります。大丈夫かなあ。

古いレギュレーターを取り外す

 話の流れの都合上、上ですでにレギュレーターを取り外しちゃってますけど、少し巻き戻って取り外し手順から一応おさらいしておきます。

 まずこちらが純正のレギュレーター。2カ所をボルトで留めてあるだけなので、脱着はそれを抜き差しするだけです。

 最初に配線を引っこ抜きましょう。コネクタ脱着のために、ガソリンタンクを少し後ろにずらします。

 で、これがレギュレーターと車両をつなぐコネクタ部分。白くてでかいやつと、黒くて小さいやつの2つです。

 他のコネクタ類も入り組んでいるのでちょっと抜き取りにくいですが、コネクタを外したあとは、他の配線類を上に持ち上げるようにしてスペースを空けることで、うまくコネクタをフレーム前面側へ引き抜くスペースが作れます。
 ちょっと手こずりましたけど、うまく引き抜けたら、レギュレーター本体を留めてあるボルト2本を抜いて取り外し作業は完了です。

新しいレギュレーターを取り付ける

 続いては新しいレギュレーターの取り付け。といっても、先に述べたようにRMSTATOR製レギュレーターはコネクタから配線から本体形状からすべて純正品と同一仕様になっているので、取り外し手順の逆をやるだけの話です。

 先ほどコネクタを引き抜いたルートの記憶が新しいうちに、それを逆にたどって新しいコネクタを取り付けてやります。

 配線が通し終わったら、純正品を取り付けてあったボルトを使って元と同じように留めてやるだけ。

 最後に、ガソリンタンクを元に戻して作業完了です。ポン付けできるの最高。

気になる発電電圧をチェックしてみる

 さて、それでは果たしてRMSTATOR製のMOSFET式レギュレーターは期待通りの性能を発揮してくれるのか。気になる発電電圧をチェックしてみましょう。

 まずはエンジンをかけてアイドリング状態。交換前は15.2~15.3Vをふらふらしていましたが、交換後は14.4Vでピタリと安定しています。

 少し回転を上げてみても、電圧は14.4Vで安定したまま。

 負荷を増やしたらどうなるだろうかと、アイドリング状態でグリップヒーターを最強にしてみました。さすがに電圧が落ちて13.8Vに。

 でもバッテリーの充電に必要な13.5Vはクリアしているので、問題はなさそうです。いずれヘッドライトやテールランプをLEDバルブに換えるつもりでいるので、そうすれば余計問題にならないでしょう。

 それにしても、電圧の数値以上に、電圧の数値がふらつかないのが印象的です。レギュレーターの安定感が段違いですねこれ。

試運転がてらワカサギの生態調査にでかけてみた

 作業を終えてもまだ陽が高い状態だったので、そのまま試運転にでかけてみました。先日グリップヒーターを交換した時に純正のアクセルスリーブに戻したので、それでアクセルの微妙な開度(特に完全オフから最初のじわっと開くところ)がすごくやりやすくなったと感じてるんですけど、それに加えて妙につきが良くなっている気がします。特に上まで回した時に、明らかに力強さが増してる気がする。

 気のせいかなあ。でも、はっきりと気持ちよさが増してるんですよね。

 そんな感じでニヤニヤしながら小一時間山道を快走して、到着したのは高滝湖。

 例年であればワカサギ釣りにウキウキなシーズンのはずですが、うーん今年はなあ、さすがにちょっとあのドームにこもるのはひっかかるものがあります。ボート借りるか、長竿使って陸っぱりで頑張ってみるかのどっちかかなあ。

 缶コーヒーでひと息ついたら、特に長居もせずさっさと家路につきました。

 やっぱり気持ちいいよなあと、帰りの道中もアクセルをあおるたびにニヤニヤが止まりませんでした。

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  1. BUBU より:

    2013年より前の2010年のものに乗っているものとしては、自分のものも同問題があるのか気になるところです。。。が、こうやってアウトプットしていただけるのは知見が広がり助かります♪
    感謝ですm(_ _)m

    • きたみりゅうじきたみりゅうじ より:

      2010年式だとどうなんでしょうね。
      電圧計つけると、これの後もLED化とかカスタムするたびに結果が検証できてすごく楽しかったので、調査がてらBUBUさんも付けてみるのどうですか?楽しいですよ(*´ω`*)

  2. ジェットストリーム より:

    きたみさんの影響でうちのグッチちゃんにも電圧計を付けてみたら14.4Vと17.2Vを行ったり来たり、、、。バイク屋のオヤジは大丈夫だと言いますが、精神衛生上良くないし、きたみさんおすすめのRMSTATOR社製のものでmyグッチちゃん対応品もあったので早速発注しました〜。うちのも低速のツキが良くなるといいなぁ。きたみさんに感謝・感謝です。

    • きたみりゅうじきたみりゅうじ より:

      17V台はちょっと怖いですよね~。バッテリを選びそう(^-^;

      ただ、下が14V台なんだったら、アクセルのツキにまでは出てこないんじゃないですかね。うちのは交換するまでちょいちょい12V台に落ちてたので。
      でも電圧が安定することで、良い効果が出たりあるのかな。それだといいですね、もし体感でわかるなにかがあったら教えてください~。

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