ヘッドライトバルブを換えようとしたところ、LEDバルブの土台から端子部分が微妙に長くてはめられなかったのが前回までのお話。
ポン付けで換えられる別のバルブを探そうかと思ったものの、数ミリ程度のちがいだとAmazonの商品説明じゃ確信が持てるところまで見ることができません。しょうがないので、なんとか加工して乗り切ることにしようかな……と。
コネクタとLEDバルブの間にアタッチメントを作ってみることにする
LEDバルブの端子をひん曲げることも考えましたけど、それだとバルブを換える度に小加工が必要になってしまいます。できれば加工は今回っきりにして、後はポン付けできる状態に整えたい。
とりあえず車両側に付いてるコネクタの全長を測ってみると21.07mmとありました。
端子自体にそこまでの長さはないので、このコネクタに代わる物を作ることで、なんとかできそうな気がします。コネクタ自身を加工してもいいですけど、今回はコネクタとバルブの間にそれ用のアタッチメントをはさんでみることにしました。
そんなわけでAmazonで使えそうな部材をポチポチとご購入。
まずは変換コネクターにくっついてるギボシ端子は必要ないのでぶったぎっちゃいます。
つづいて、ダブルギボシのメス用カバーをこんな感じで斜めにカット。
ぶったぎったギボシ端子の代わりに、H-4コネクターをかしめます。
斜めカットしたカバーをこんな感じでL字に押し込んで出来上がり。
水がかかる場所でもないので、まわりの端子との接触防止にはこの程度で足りるでしょう。三端子とも同様に仕上げて、こんなアタッチメントに仕上がりました。
バルブにつけてみるとこんな感じ。
カバーは弾力性がありますから、ライトケースの奥に突き当たっても潰れて全長が短くなるはず。
オスコネクタは、車両側のメスコネクタと接続して横に逃がしてしまえば問題になりません。試しに車両にはめてみたら、ばっちりライトケースを閉じることができました。
ついでにポジションランプも換えちゃおう
上記アタッチメント作成用の部材を注文する際、ついでにポジションランプ用のLEDバルブも注文しておきました。
左が取り外したバルブ、右が今回のLEDバルブ。こっちはもう100%ポン付けOKとわかるレベルで形に差異がありません。
交換は、ライトハウジングの後ろからポジションランプをコネクタごと引き抜いて差し換えるだけ。
カンタンカンタン。
点灯テストと電圧チェック
無事ライトケースを閉じることができたので、点灯チェックに移ります。いやー無事LEDバルブくっついて良かった良かった。
エンジンをかけてヘッドライト点灯。ポジションランプとも色味があっていて良い感じです。
この状態でグリップヒーターをONにして、最強温度で稼働させてみます。この状態だと以前は電圧計の数字が13.8Vに落ちていましたが、今回はまったく数字がぶれる気配がありません。
ヘッドライトバルブの交換で55Wから20Wへ、ポジションランプの交換で5Wから2Wへ消費電力が下がりましたから、あわせて38W削減できたことになります。その余剰分でグリップヒーターは賄えるようになったみたいです。
そして夜。
明るい!これなら夜の山道も大丈夫そう!
しばらく乗り回して様子を見ていたら、グリップヒーター最強状態の時に、信号待ちでリヤブレーキを踏みながらウインカーを付けると少し電圧が下がったので、まだ削減する余地はありそうです。ウインカーのLED化は少しめんどくさいから、次はテールランプかな。
アタッチメントって、コレだったんですね!!?
自分だったら繋ぎ間違える可能性あるんで、リューターで端子削っちゃいますね~???
テールランプも常時点いてるし、踏むと更に電力食うから効果ありそうですよね~!??
どうしても原状復帰できる方法をなるべくとりたくなるんですよね~(^-^
私もデイトナの変換カプラーを使用しましたが、きたみさんの方が綺麗に収まっていますね。私が作成したのはごちゃごちゃで汚いです。
拝見しました。この記事ですね。
いやいや、綺麗じゃないですか。同じ発想で同じようにいじってるところが親近感です~。
スミマセン。
リンクが間違っていたのに、わざわざ探していただきましてありがとうございます。
線が短くて繋がらなくなるのを恐れて、線を長くしすぎちゃいました。他のところも線が長くてごちゃごちゃと纏めています。