現在うちのMOTO GUZZI V7 STONEさんには、AliExpressで買ったサイドバッグを取り付けており、これが色味も質感もぴったりマッチしてて大のお気に入りなんですが、少々サイズが大きめなこともあって、くたびれてくると垂れてマフラーに接触してしまうのが悩みのタネでした。
そこで、このバッグの底が垂れてマフラーまで届いてしまうことがないようにと、以前3Dプリンタで底にはめるカップを作って、バッグ内に仕込んでおいたんですね。
ところがひと夏越えてサイドバッグを見てみたら、なんとまたマフラー付近にまで垂れ下がりはじめてる。あれれ!?と冒頭イラストのようになってしまったわけです。
犯人は夏の暑さか、マフラーの熱か、それともガサツな性格のせいなのか……
サイドバッグの中を確認してみたら、底に仕込んだカップがバラバラになってました。
おう、なんてこったい。
形状もあちこち歪んじゃってるから、もとの通りにはめ直すこともできません。もっとも、はめ直しても、これでは想定通りの機能を果たしてくれるとも思えない。
暑くて歪んじゃったのかなあ。それともマフラーからの熱がこうやって溶かしちゃったのかも。なんせただ事ではない歪みようです。
ん?待てよ?
そういえば出勤に使っていた時に、毎朝バッグの上から弁当箱をぐいぐいと力強く押し込んでいたような……。
原因は定かではないですが、この底が健在だった間はサイドバッグの形状もいい感じに保たれていたので、もう1回作り直して仕込み直しておくことにしましょう。
今度はもっと丈夫なつくりに見直してみた
そんなわけで、再度3Dプリンタで出力し直してみたのがこちら。
ただ出力し直すのではなくて、形状も少し見直してみました。
まず壁厚。従来は2mmだったものを、1mm増やして3mmとしました。接合パーツは、深さ3mmだったものを6mmに増やし、より深く食い込むように修正。同時に、今回は接着剤を塗布して、より強固に接合されるようにしています。
こうして出来上がったカップはガッチリびくともしないつくりになっていて、以前のようにしなる感じは皆無です。バッグとしては多少しなる方が使いやすそうという判断でしたけど、結果歪んでバラバラになっちゃうようでは失格ですものね。
再びサイドバッグに仕込み直して作業終了
接着剤が乾くように24時間寝かせておいてから、サイドバッグへもとの通りに仕込み直しました。
前回は苦もなく突っ込めた記憶があるんですけど、どうやらあれはカップの側にしなりを持たせておいたからで、ガチガチの頑強さになった今回のカップはなかなか奥に入ってくれません。
それだけ頑丈になったってことだよいいぞふふふ……とほくそ笑みながらぐいぐいと押し込んで……なんとか入ってくれました!良かったー!
しっかり箱型の形状になっていて垂れ下がりなし。
マフラーとのクリアランスもばっちりです。
もし前回のカップが夏の暑さやマフラーの熱のせいで歪んだんだったら、また同じように歪んでくる恐れはありますが……どうでしょうね。その結果はまた来夏の終わりにでも確認したいと思います。
やっぱり、3Dプリンタ最強ですねー
マジにポチっとしちゃいそうな感じです。
むしろ「まだ買ってませんでしたか!」レベルですよ?
私もPLAで仕事道具を作成していますが、
70℃の環境下でもゆがみが出てきますね。
もう少し耐熱性の高い樹脂がほしいところです。
あー…やっぱり熱の影響は避けられないんですね?
今度のはどれだけもってくれるかなあ。
ますます進化してますねー!
私のV7にも真似して色違いバッグをなんとかして着けて、底には100均ラックをひいてます?
でも最近は防水+防犯が完璧なヘプコパニアばかり稼働しているような、、、。
布バッグの方がカッコいいしスリムだから、使い勝手はいいですよね。
布バッグは実用性としては落ちるんですけど、普段スリムなのにいざとなるとけっこう詰め込めるってとこが気に入ってます。
V7はシート下が皆無に近いから、何かしら物入れは必須になっちゃいますよね?
カップがまた熱でダメだったら、アルミステーを加工してバックの底板とリベット止めしてみてはいかがでしょうか。曲げ加工は難しいかもしれませんが、ホームセンターにあるアルミアングルを適宜な長さに切って組み合わせればできると思います。
金属加工はハードル高いです?