なんか無性に楽しいんですよね。土日もひたすら一日中、立体づくりでキャラクターたちと遊んでいます。
3Dソフトでモデリングして、3Dプリンタで出力して、ヤスリがけして、塗装して、出来映えを確認して、またいじって……の繰り返し。
それが全然苦にならないんだから、よほど自分の嗜好にこいつは合っているようです。
この間ふと「そういえば昔DIMEって雑誌についてた付録の撮影ブースがあったな」と思い出し、それはこういう時にこそ使うんじゃないだろうかと試してみたら、それまでに撮っていた写真とはレベルのちがうものが出てきて驚きました。
ライティングって大事なんだなあ。
3種類の顔ができました
そんな立体づくりですが、パソコンくんに3種類の顔ができました。普通の顔、笑ってる顔、故障しちゃったんですプシューな顔の3種類。顔がパネル状になっていて、付け替え可能なのは先日も書いた通りです。
故障した顔は当初グレー一色で塗るつもりだったんですけど、それだといまいち手足と調和しなかったのでボツ。エアブラシにも慣れてきたから、「まあ今ならグラデーション作れるんじゃない?」と試してみたらこんな感じに仕上がりました。ほぼ想定通りにやれたと思います。
ただ、やっぱり粘着物で貼り付けるだけだとつまんないなあと思えたので、ちっこい磁石を胴体側と顔パネル側双方に仕込んでみました。
直径2mmの小さい小さい磁石なんですけど、さすがネオジウムだけあってしっかりくっつきます。
相当強く振るとやっと外れるくらい。手のひらにパンと叩きつけるように振って受けてやるか、口に爪や爪楊枝をひっかけて持ち上げればOK。
顔パネルをテキトーな位置合わせであてると「カチャン」って音がして定位置におさまるのがね、なんとも気持ちいいんですようふふ。
でも表面の積層痕消しがめんどくさくないように、顔の面を平たくしちゃったらかわいさが少しスポイルされてしまいました。そこはあらためて見直しです。
撮影ブースが楽しいかもしれない
で、冒頭で書いたように、撮影ブースを使うと自分が思った以上にかわいく写ってくれるので、俄然楽しくなるんですよね。ならばと毛糸を買ってきて、こいつはLANケーブル。その毛糸の上をパケットが流れてルータにたどり着いて……みたいな状況設定して一枚パシャリ。
いいですね、このそこはかとなく漂う教育テレビ感。
ついつい、出来上がったものたちをわちゃわちゃ並べてにぎやかにしたくなります。
ああ、小物のブツ撮り用だもんね、これだけ並べると撮影ブースのおいしいとこが使えなくなるし、隅も写り始めるし微妙だな……もうちょっと大きいやつ欲しいかも。買っちゃおうかな。
ストップモーションアニメーションは確かにかわいいんだけども……
ところで、こうして出来上がってきた立体たち。僕の中ではもちろん高評価自画自賛しまくりなんですけど、それだけじゃなくてスタッフちゃんからも、かなり高い評価をいただいてます。
ストップモーションアニメでこいつらが動くところは確かに見てみたい気はするけども、あの製作風景を見てるととても自分にできると思えないので、それは叶わぬ夢なのです。めんどくさいの無理。
そういやせっかく仕事の絵をモチーフに立体化したんだから、こいつらをシチュエーション通りに並べて写真撮って、「挿し絵できましたー」って納品して完了ってできないかな。それはめんどくさくなくていいな。
かわいい小物達が揃いましたね。プリンターとかマウスも作ってください!
ストップアニメーションではないですが、高校生の時に工芸を専攻したので、課題でアニメづくりをしました。5分のアニメでしたけど、原画を書いて1枚1枚撮影するのが大変でした。
プリンターは必須ですね!近々作ります!(笑)
アニメーション作ったのはすごいです。5分ってけっこうな枚数行きますよね!😮
古のSadMac的な。
そうそう。懐かしいです(笑)
先日後ろ姿リクエストした者です。立体模型完成のポストも拝見しました。
期待を裏切らない可愛さ…! うちにお迎えしたいくらいです。
Zoomとかのウェブ会議で、キーボードなり膝なりの上に白い紙を置くと顔の映りがよくなる、と以前どこかで教わったのを思い出しました。光の当たり方で大きく変わるものですね。
白い紙の理屈もこのブースも、点光源じゃなくて面で発光させるから良いんでしょうね。ここまで変わるかと楽しくて仕方ないです。
後ろ姿、実物はさらにかわいいですよ。電源ケーブルの被膜がちゃんとゴムなので、いい質感なんです。
ほんと、お迎えしていただけるような金額で出せる手段を、僕が思いつくといいんですけどね~🤔