MOTO GUZZI V7にRAPiD BIKE EASYを組み込んでやる

 RAPiD BIKE EASYとは何かというとメーカーさん曰く

マイクロプロセッサー搭載のアド-オンモジュール”RAPiDBIKE-EASY”

車両装備のOxygenセンサー等に接続して空燃比をコントロール。

専用ソフト等を全く必要とせず、本体のトリマーを段階的に変更する事で、インジェクション増減調整を簡単に行うことが可能です。

http://jam-japan.com/rapid-bike/

 というものです。要するにオートバイのコンピュータをちょっとだまくらかして、空燃比(空気とガソリンを混合する比率)を自分好みにセッティングできますよっていうアフターパーツ。

 自分の年式のMOTO GUZZI V7(以降、V7)は、低回転域でものすごく空燃比が薄くなるようセットされているみたいなのです。おかげで、ノロノロ運転でのんびりしたい時に、ガスが薄くなりすぎてエンスト一歩手前のノッキング状態みたいなことになってギクシャクする。鼓動感というよりもひっきりなしにしゃっくりしてるみたいな挙動なので、正直気持ちよくありません。メリハリ良く加速減速をしている分にはドコドコドコバルルルルルー!って感じでめっちゃ気持ちいいんですけどね。どうもゆっくり農道を流すようなバイクじゃない。

 でも自分は、ゆっくり農道を流す時には鼓動感が気持ちいいってバイクを買ったつもりなんです。それだけじゃなく、これは絶対日本仕様独自の無理矢理なセッティングで、本国版はこんなんじゃないだろ…とも密かに思ってます。

 なので、なるべく本国仕様に近づけたいなと思っていて、その手始めとして、必要以上に絞られている空燃比をなんとかしたいと考えていたのでした。
 で、ヤフオクをずっと眺めてたらこいつが安く出てきたもので、「チャーンス!」とポチってみたら落札できちゃったのです。わっはっは。

組み付けは専用ハーネスをO2センサーに割り込ませるだけ

 O2センサーというのは、排ガスのO2濃度を測るためのもので、V7の場合は2本のエキパイそれぞれから線が出て左右のサイドカバー内でつながっています。

右側はバッテリーの前あたり
左側はエアクリーナーの脇っちょあたり

 このカプラ間に挟み込めるよう、ハーネスは左右それぞれが二股に分かれているので、車両側のカプラを外して、その間にハーネスを両方とも入れてやります。

 こんな感じになるわけですね。カンタンカンタン。

 ところがここで問題発生。ハーネスの片方に、ついているはずの黄色いゴムのブッシュがありません。

 多分あれ、防水仕様にするためのゴムだと思うんですよね。これだとカプラをはめ込んでも雨の日に走ると端子内に水が入っちゃうだろうからよろしくない…。

 ま、まあ、水が入らなきゃいいんだし…と、ハーネステープでカプラ接合部をぐるぐる巻きにしてみました。上からサイドカバーも被せるわけで直接雨にあたる部分でもないから、これで大丈夫かな。

 でもなんか気持ちわるいなあ。なんとかこのゴムブッシュか、カプラそのものを入手して補修したいところです。

 ハーネスはバッテリー脇を通してシート下でRAPiD BIKE EASY本体と接続。

 本体にはダイヤルが二つあって、左側がSETTING、右側がFUEL RATIOとなっています。V7の場合は、SETTING 6 / FUEL RATIO +2が規定値。あとは走りながら、好みに応じてFUEL RATIOの方を濃くしたり(+方向)、薄くしたり(-方向)してええ感じの場所を探れば良いみたい。ちなみにこれを0の位置にするとノーマル状態の空燃比となります(と、どっかのブログに書いてた)。

いざ試運転

 RAPiD BIKE EASYを目視できる状態でエンジンをかけ、インジケーターの点灯状態を確認。ちゃんと問題なく作動してくれているみたいだったので、そのまま少し試運転に出かけてきました。

 乗り出してすぐ実感したのが、低速域での当たりが柔らかくなったこと。今まで硬質な鼓動だったものが、少し角のとれた感じに変化してる。総じて、低速域で流す時や、コーナーをゆっくり回って立ち上がりでアクセルを開ける時なんかの神経質さが緩和されています。
 あと冷間時には、組み込み前はアクセルを開けてないと簡単にエンストしそうな雰囲気がありましたが、かなり暖気した後のようにというか、少し粘りが出てきた感があります。

 ただ一方で「元気よく走りたいな」と思った時に、ガバッとアクセルをひねった時のツキの良さは落ちてる。静から動へと移行するタイミングが以前よりも一歩遅い。まあそりゃそうですよね。どっちを取るかという話です。

 どっちがいいかは善し悪しですが、個人的には「低回転ではダルダル~な感じでドンドコ走り、高回転まで回すとバビューンと音が変わって元気よく走る」というキャラクターにしていって様子をみたいので、今の感じはひとまず狙い通りではあります。

 これで、日本仕様よりも抜けが良いはずの本国仕様のエキパイをつける下準備も整いました。これもヤフオクで、しかも激安5千円で入手済みなので、暇ができ次第組み替えて乗り味のちがいを楽しんでみたいと思います。

コメント

  1. 匿名 より:

    カプラ部は直接被水がなくても、ハーネスの伝い水からの侵入もありえるのでご注意下さい。屈曲した最下点が別にあれば大丈夫なのですが。

    商品的にはアマゾンの「SODIAL(R)5キット4ピンウェイ防水電線コネクタプラグ」がそれっぽいですかね?

    • きたみりゅうじ きたみりゅうじ より:

      伝い水は確かにそうですよね~。気をつけます。ありがとうございます。

      掲載に少しタイムラグがあったもので、今はカプラを別途入手して対策済みです(後日こちらもまた掲載します)。ご指摘の商品がまさにそれで。
      よくご存じですね~、欧州車乗りには定番品だったりするんでしょうか(自分は相当苦労して見つけたので(^-^;)?

      • 匿名 より:

        >>欧州車乗りには定番品
        いや、ふと気になってアマゾンで「防水 カプラ」辺りで検索するとピン数で分かれていたので、「4ピン」を足して検索したらヒットしました。

        対策済みならよかったです。

  2. ジェットストリーム より:

    キタミさんのブログを見て以来私も我慢できずにグッチを買っちゃいました!
    V7を狙っていたのに、気がついたら中古のビッグブロックです。
    で、やっぱり私のグッチちゃんも低速の弱さが気になったので、私は「ブースタープラグ」なるものを入れましたが大満足の結果でしたよー。
    低速トルクが強化され半クラはほとんど不要となり、でも燃費もほとんど変わらず。
    暴走半島でグッチ仲間は珍しいでしょうから、いつかどこかでお会いしたらよろしくお願いいたします笑
    本当にどこかでキタミさんと遭遇しないかなー笑

    • きたみりゅうじ きたみりゅうじ より:

      中古のビッグブロック!乗り味すごそうですね、興味深いです。
      元々V7を試乗しに行くのを決めたきっかけが、近所のバロンでビッグブロックのエンジンをかけさせてもらったからなんですよね。ブルンブルンと揺れる車体が楽しくて。

      房総のグッチ仲間、いい響きです!
      お会いすることができたら是非声をかけてやってください(^-^)/