1kgの安いフィラメントを買い足してみることにした

 調子に乗ってあれこれと3Dプリンタで出力していたら、1月末に買い足したMODERA ダークグレーフィラメントも底をつきそうになってきました。当初は「製品に付属しているフィラメントすら使い切れないほど宝の持ち腐れにするんじゃないか」と不安だったのが嘘みたいです。

 しかしこうなってくると、FLASHFORGEで純正フィラメントを買うのも少しためらいが出てきます。500g単位のスプールは割高だし、3千円程度の品に毎回送料550円を支払うのもバカバカしい。

 純正フィラメントでの出力品質はだいたいわかってきたので、そろそろ普段使い用として、安く大量に消費しても惜しくないようなフィラメントを物色してもいい時期かもしれません。
 そう思って、Amazonで1kgスプールのフィラメントを買ってみることにしました。

OVERTURE 3Dプリンター用 フィラメント素材 3Dプリンター PLA フィラメント 3D印刷フィラメント MATTE PLA 1.75mm 1kgスプール 寸法精度+/-0.05mm 高密度 環境保護 200mmx200mmの3Dビルドサーフェス付き ほとんどのFDMプリンターに適合 (マット ブラック)
OVERTURE
【ハイグレードMATTE PLA】新発売のMATTE PLAとしては、ツヤのない色とつや消し質感のプリントが出力できるので、控えめでリッチで謎めいた外観が必要な作品にぴったりです。通常のPLAと同じように簡単に印刷でき、鮮明なディテールを備えた高品質の印刷が得られる可能性が高くなります。

 購入したのは、OVERTUREってとこのマットブラックフィラメント。決め手は「つや消し」であることです。FLASHFORGEのMODERAでつや消しの良さは知ってしまったので、そこは外せませんでした。
 これが不満なく使えてくれたら、フィラメントのランニングコストは半値以下で済むようになります。さて、どうかなあ。

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出力結果を見てみよう

 到着後、さっそく色々と出力して様子を見てみました。純正フィラメントに比べると少しダマができやすい印象です。あと、ベッドシートとの接触部分や、造形の荒れた箇所が白くなりやすい。全体が黒一色に染め上げられたパーツがビシッと出る……という印象ではありません。

 ただ、形状の出力自体は安定して出てきますし、確かにマット調の見た目はなかなか良い感じです(マットは言い過ぎで、MODERAと同じくだいたい半ツヤぐらい)。

 下の写真は、3Dプリンタ付属のグレーフィラメント、その後買い足したMODERA ダークグレーフィラメント、今回のマットブラックフィラメントでそれぞれ出力したものですが、本製品だけがとくに劣っているようには見えません。

 純正グレーフィラメントと続けて出力してみても、やはりこっちのフィラメントになってから特別荒れるような差はなし。

 ただ持った感触はけっこう違っていて、こちらの方が純正フィラメントよりやわらかいです。手ざわりとしては好みですが、その分出力した部品強度は純正フィラメントに劣ると思います。あと、そのやわらかさがゆえに、爪でひっかくと簡単に傷がついちゃう。

 このへんは痛し痒しで、それだけやわらかい分、やすりがけはしやすいんですよね。だから後加工がすごく容易。穴径の微調整なんかもやりやすいです。

設定による積層痕のちがい

 出力の設定をいくつか試してみて、フィラメントの積層痕がどの程度かわるのか確認してみました。
 下の写真はテストピースとして作ってみたもので、左が「積層ピッチ 0.1mm ヘッド速度40mm/s」、右が「積層ピッチ 0.2mm ヘッド速度 90mm/s」で出力しています。

 積層ピッチ0.1mmだと積層痕はこんな感じ。ほぼわからないレベルで、手でなでてみてもギザギザした感触はありません。

 積層ピッチ0.2mmだと積層痕はこんな感じ。こっちはやはりはっきりとスジが出てきますね。

 ただ、マットブラックという色調のおかげかそこまで目立つ感じでもないので、よほど綺麗に仕上げたい時以外は、まずこちらの設定で自分は出力しちゃうと思います。印刷にかかる時間がちがいすぎる(3倍くらいかかる)ので。

個人的には合格かなあ

 自分の中ではそこそこ好印象だったので、追加でマットホワイトも買い足してみました。

OVERTURE 3Dプリンター用 フィラメント素材 3Dプリンター PLA フィラメント 3D印刷フィラメント MATTE PLA 1.75mm 1kgスプール 寸法精度+/-0.05mm 高密度 環境保護 200mmx200mmの3Dビルドサーフェス付き ほとんどのFDMプリンターに適合 (マット ホワイト)
OVERTURE
【ハイグレードMATTE PLA】新発売のMATTE PLAとしては、ツヤのない色とつや消し質感のプリントが出力できるので、控えめでリッチで謎めいた外観が必要な作品にぴったりです。通常のPLAと同じように簡単に印刷でき、鮮明なディテールを備えた高品質の印刷が得られる可能性が高くなります。

 ただ、マットブラックからこちらに差し換えて使ってみたら、しばらくは白一色じゃなくて黒い粉が混在した状態で出力されてきたので、このシリーズのマット調に用いている材質は、ノズル内に粉として残りやすいのかもしれません。
 新しいフィラメントをある程度押し出せばそのうち消えるから、あまり気にはならないんですけど、さすがにそれで詰まるといやかな。

 そのあたりは、しばらく継続して観察したいと思います。

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