日光一泊二日ツーリングに行ってきました-その1(滝めぐり編)

 海外ツーリングの時に利用して以来、Hotels.comというオンライン宿泊施設予約サイトをよく利用しています。特に海外では宿を決めずに行動することが多かったため、目的地に着いてから近隣の宿を検索してさくっと予約が取れるこのサービスはすごく重宝していました。

 で、このサービス。10泊すると1泊分(10泊した宿泊料の平均値)無料になるクーポンがもらえるんですよ。そして、1泊分のクーポンと、あとちょっとで1泊分になるであろうポイントが僕のアカウントにはたまってるんですよ。
 ところがここしばらくは家族旅行ぐらいしか行っていなかったため、このサイトを利用する機会から遠のいており、気がつけばあと一週間で前回の利用から1年が経とうとしてることに気がつきました。

 サイトの利用が1年ないとクーポンやポイントが全部失効になるんですよね…。

 こりゃまずいってことで、急きょどっか1泊で出かけることにしました。せっかくだからバイクツーリングにして、でもホテルの利用が前提だし急な話だからキャンプはなしで身軽に行こう。なら観光メインで見たことない世界遺産を見に行くか、すごい温泉に入りに行こう。
 そうして白川郷か宝川温泉か日光東照宮が候補に残り、最終的に日光に決めました。一番気軽に行けそうだったから。

 梅雨入りしてしまったので不安だった天気も、幸いツーリング予定の13~14日だけは晴れ予報になってほっとひと安心。こういう運は持ってるんですよね。

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いざ華厳の滝へ、すごかった…

 まずこの日の第一目的地は華厳の滝。前日体調を崩していた関係で出発が遅くなり、途中休憩もほとんど取らずに来たものの、着いた時はとうに昼を回っていました。
 到着直前に、いろは坂の登りがあったんですけど、頭文字Dで予習してきた通りのぐにゃぐにゃ道で…というか、ヘアピンしかないだろこれというような道で、ひたすら楽しかったです。

 先月エンジンオイルギアボックスオイルトランスミッションオイルを換えてやったのがよほど良かったのか、めちゃくちゃバイクの調子がいいんですよね。くいと右手をひねった時の反応が良くて、すぐにトルクが立ち上がってくる。でも過敏すぎず、鼓動感の角も丸くなってるから手の中でゴロロロ~とくる振動が気持ちいい。
 車検の時に換えてもらったタイヤ(MICHELIN Pilot ACTIV)も、倒し込みがゆっくり粘る感じなのが自分と相性が良く。前の車を刺激しない程度のスローペースでなら、ヘアピンをゆっくり回りつつ「あ、もうちょい倒し込んだ方が良かったな」と思えば途中からさらに倒し込んだりするのにも神経質なところがありません。
 先の鼓動感とあわせて、のんびりバイクと対話しながら、気持ち良いところで曲がり、気持ち良いところで加速する。その繰り返しがひたすら楽しかったわけです。

 そんなもんで、バイクを停めた時はもうニッコニコ。

 とはいえ日光に来てからずっと寒かったし、さすがに腹も減ってます。まずは腹ごしらえと、駐車場前に広がる観光街で適当に物色したら…ゆばが名物なんですね。
 あったかいゆばそばと、ミニ親子丼のセットが美味しかったです。

 華厳の滝をいいアングルで見るには有料エレベーターで下に降りなきゃいけないとのことだったので、指示に従って向かってみると…

 滝を見てはじめて「すごい」と思ったかも。目の前に広がる空間を真っ直ぐ切り裂く重量感をともなった大量の水、そしてドドドドド…とあたりを包む重低音。なんでもっと早く見に来なかったかなあとしばらくずっと見惚れてました。

アドバイスに従って滝めぐりへ

「華厳の滝すげー」とTwitterで騒いでたら、「竜頭ノ滝と湯滝もおすすめですよ」と教えてくれた人がいました。地図を見るとたいした距離でもなさそうなので、ならば滝めぐりだとバイクで再出発。ただ、日没時間が微妙に迫りつつあるので、少し駆け足気味にまわることにします。下りのいろは坂はできれば明るいうちに抜けてしまいたいので。

 というわけでまずは竜頭ノ滝に到着。

 駐車場からお茶屋さんの間を抜けて進むと滝が広がっていました。

 これは紅葉の時期に来たらすごく綺麗なんだろうなあ。この滝と紅葉を眺めながら甘いものとお茶を楽しむ…想像しただけで気持ちよさそうです。

 続いてさらに北上した先の湯滝へ。途中の戦場ヶ原がすごく気になる風景でしたが、立ち寄る時間はとれませんでした。残念。
 駐車場は有料だったみたいなんですけど、入り口のおっちゃんに「そのまま入ってっていいよー」と無料で入れてもらえちゃいました。

 で、湯滝。これがものすごい。

 滝の幅と落差も大きくて、水量もすごいんですよ。それを滝つぼ側から眺めることができるもんだから、迫力がものすごい。これ、ちゃんと三脚持ってきてシャッタースピード落として写真に残したいなあ。

 滝から少し離れたところでは、渓流釣りに励む釣り師の姿を見かけました。
 釣りキチ三平の世界ですよね。憧れだったんだよなあ。

いろは坂が楽しい

 この日の日没は「OK、Google、今日の日没時間を教えて?」ってスマホに聞いたところでは、19:00あたりになるようです。すでに17:30を過ぎ、うっすら日が陰りはじめてることもあったので、また戦場ヶ原に「くっそーここ散策してみてー」と後ろ髪引かれながら、一路今日の宿を目指すことにしました。

 途中には、本日最後のメインとなるいろは坂の下りが待っています。予習してきた頭文字Dの舞台です(合本版の1しか読んでないけど)。

 やっぱりヘアピンしかないのねここ。すごいなーほんとこの道。

 ただ、下りは上りの時よりもさらにスローペースの車が前を走っていたもんで、ゆっくりUターンの練習を延々繰り返しながら降りてくる感じになってしまって、ほんの少しだけ消化不良な感じもあったり。もし明日時間があるようだったら、このいろは坂だけをまた走りに来てみても良さそうです。

 というところで話は宿に移って行くわけですけど、長くなりすぎてしまったのでひとまずこのへんで。続く。

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